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尹錫悦前大統領に無期懲役 「内乱首謀は認められる」

尹錫悦前大統領に無期懲役 「内乱首謀は認められる」

Posted February. 20, 2026 10:04,   

Updated February. 20, 2026 10:04


尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領が内乱首謀の罪で無期懲役を言い渡された。2024年12月3日の非常戒厳宣布から443日後、宣布は違法であり、内乱の首謀者として処罰されるべきだとする裁判所の初の判断が示された。

ソウル中央地裁刑事合議25部(裁判長・池貴然部長判事)は18日、尹被告の内乱首謀、職権乱用などの罪を有罪と認定し、「被告人尹錫悦を無期懲役に処する」と宣告した。判決が言い渡された同地裁417号法廷は、30年前の1996年、全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領が内乱首謀罪で1審で死刑、2審で無期懲役を言い渡された場所でもある。

まず裁判所は、12・3非常戒厳が国憲紊乱の目的を持つ内乱に該当すると判断した。裁判所は「憲法や戒厳法は、非常戒厳によって国会の権限を侵害したり、行政・司法の本質的権限を侵害したりすることを許していない」とし、「そのような目的で非常戒厳を宣布するのであれば、憲法が定める権限行使であっても国憲紊乱目的の内乱罪が成立し得る」と明らかにした。

特に裁判所は、尹被告が公判で「当時、野党の無理な弾劾乱発や予算削減など政府の足を引っ張る反国家勢力と変わらない国会に対する危機状況を打開するためだった」として戒厳の正当性を強調したことについて、「単なる動機や理由にすぎず、これが目的になることはない」と批判した。そして「聖書を読むという理由でろうそくを盗むことはできない」と指摘した。

裁判所は12・3非常戒厳の最大の違法性として軍兵力の国会投入を挙げた。「非常戒厳宣布、布告令、国会封鎖、政治家逮捕班の編成運営、選管占拠とサーバー搬出、職員逮捕未遂などを総合すれば、それ自体が暴動行為に当たる」とし、「この事件の核心は軍を国会に送ったことだ」と強調した。

これに基づき、裁判所は尹被告に内乱首謀の罪で無期懲役を言い渡した。量刑理由については「12・3非常戒厳によって民主主義の核心価値が根本的に毀損され、非難可能性が極めて大きい」とし、「軍と警察の政治的中立性の毀損、国際社会における大韓民国の地位と信頼度の下落、政治的な極端対立の状態など計り知れない苦痛を与えた」と述べた。

裁判所は、12・3非常戒厳に加担した金龍顕(キム・ヨンヒョン)前国防部長官について「尹被告の非合理的決断を助長した側面がある」として懲役30年を言い渡した。また国会封鎖などに加担した趙志浩(チョ・ジホ)前警察庁長、金峰植(キム・ボンシク)前ソウル警察庁長、ノ・サンウォン元国軍情報司令官、睦鉉泰(モク・ヒョンテ)前国会警備隊長も内乱重要任務従事の罪でそれぞれ有罪とした。

尹被告側は判決直後、「特検が定めた結論通りに下す判決であれば、なぜ裁判を行ったのか」と反発し、「今後控訴すべきか、この刑事訴訟手続きに引き続き参加すべきか疑問を感じる」と述べた。


柳原模 onemore@donga.com