Go to contents

冷静派テニススター、韓国でファン沸かすスーパーマッチ

冷静派テニススター、韓国でファン沸かすスーパーマッチ

Posted January. 12, 2026 10:31,   

Updated January. 12, 2026 10:31


男子テニス界を二分する世界ランキング1位のカルロス・アルカラス(23=スペイン)と2位のヤニック・シナー(25=イタリア)が、2026年の幕開けを韓国で迎えた。10日、仁川(インチョン)のインスパイア・アリーナで行われた現代(ヒョンデ)カード・スーパーマッチは、笑いと感動に包まれた。

「欠点のないプレー」で人工知能(AI)になぞらえられることも多いシナーは、初めて対面した韓国のファンの前で、異例の「人間味」を披露した。第2セット途中、客席の子どもに自分のラケットを手渡してコートに立たせ、自身は観客席に座った。子どもがアルカラスを相手にウィナーを決めると、シナーは両拳を握って歓声を上げた。

アルカラスも、時速200キロを超える強烈なサーブを打ち込みながら、客席からの「アー・ユー・シングル?」との声に反応し、自分とシナーを交互に指さす機知に富んだ仕草を見せた。

イベントらしく、両選手がバックハンド、あるいはフォアハンドのスライスだけでラリーを続ける一幕もあった。 股下からボールを打つトゥイナーなどの妙技が繰り出されるたび、場内は大きな歓声に包まれた。ファンは「アイ・ラブ・ユー」「愛してる」「かっこいい」と声援を送り、両選手は一人ひとりの感覚に視線を向け、ハートの手振りで応えた。

試合はアルカラスが2-0(7-5、7-6)で勝利した。シナーは試合後、「たくさんの愛をありがとう。初めての韓国だが、最後にはしたくない」と語った。アルカラスも「この場所でもらったエネルギーと声援は本当に素晴らしい。試合でも休暇でも、必ずまた来たい」と話した。二人は18日に開幕する今季最初のメジャー大会、全豪オープンに出場する。


任寶美 bom@donga.com