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米関税圧力下でも大健闘 韓国輸出が「新記録」更新

米関税圧力下でも大健闘 韓国輸出が「新記録」更新

Posted December. 02, 2025 10:26,   

Updated December. 02, 2025 10:26


先月の韓国の輸出額は、前年同月比8.4%増の610億4000万ドルとなり、11月としては過去最高を更新した。今年1月に入ってから11月までの累計輸出額も6400億ドルを超え、同期間としての過去最高記録を3年ぶりに塗り替えた。半導体だけを見ると、すでに年間輸出記録を上回っている。このまま推移すれば、今年の輸出目標であった過去最高の7000億ドルの達成も可能とみられる。米国の関税圧力など厳しい環境下でも、韓国企業は懸命に奮闘し、危機をチャンスに変えた。

韓国の輸出は、6月から先月までの6か月間連続で月間過去最高を更新した。人工知能(AI)特需による「スーパサイクル」で半導体が輸出回復を牽引した。先月の半導体輸出は前年同月比で38.6%急増した。11月までの累計輸出額は1,526億ドルとなり、従来の年間記録である昨年の1,419億ドルをすでに上回っている。先月の自動車輸出も、米国発の関税の直撃を受けながらも前年同月比で13.7%増加した。世界的に半導体需要が堅調であるうえ、先月末に米国向け投資特別法が提出され、自動車・部品関税の引き下げが11月1日付で遡及適用される予定であるため、今後も輸出は順調に推移すると期待されている。

今月の輸出実績が昨年の水準を維持すれば、年間輸出額が初めて7000億ドルを突破する可能性が高い。これは輸出大国・日本と肩を並べることを意味する。かつて日本との比較は想像すらできなかったが、2010年代以降、日本の輸出が停滞する間に韓国が急伸し、差を詰めてきた。大韓民国政府が樹立された1948年、日本の7.4%に過ぎなかった韓国輸出は、58年後の2006年に半分を超え、再び19年後の今、輸出での「克日」を目前にしている。

輸出が予想外の好調を見せる一方、不安要因も多い。輸出の半導体への依存がますます深まり、石油化学・機械・造船・鉄鋼など他の主力産業は競争力が落ちている。米国関税の影響が本格化し、世界貿易の減速が見込まれる来年は、今年より輸出環境が厳しい。輸出が底を支え、内需が回復基調の今こそ、産業競争力を根本から強化すべきだ。