
9人の死傷者を出した蔚山市南区(ウルサンシ・ナムグ)の韓国東西(トンソ)発電蔚山火力発電所ボイラータワーの崩壊事故に関連し、中央事故収拾本部(中収本)は、崩壊した5号機付近の4号機及び6号機のタワーを11日正午、爆破解体することを決定した。重量3000トンに達する大型構造物の上部が依然として不安定な状態であるため、火薬設置作業員の安全確保が最大の課題となっている。
10日、事故現場は、最大風速秒速12メートルの強風が吹く中、解体準備のため救助作業が全面中断され、閑散とした雰囲気だった。事故直後に設置された状況室と統合支援本部用の仮設テント20張りも撤去された。その場所には、埋没した4人の被害者を救出するための400トン級大型クレーンが新たに設置された。
解体作業は、2本の柱を爆破し、崩壊した5号機と同じ方向に倒す方法で進められる。火薬は地面から1メートルと13メートル地点に設置される。当初、施工会社の計画に含まれていた25メートル地点の火薬設置は、安全上の理由で除外された。5号機の崩壊当時、作業員が25メートルの高さで火薬設置作業中に事故が発生しただけに、中収本は同地点での追加作業は危険だと判断している。
特に中収本は、4号機の崩壊リスクが最も大きいとみている。蔚山市は、事故直後からレーザー感知器を用いて4号機の揺れをリアルタイムで計測しており、許容範囲(62ミリのうち最大42ミリの揺れが検出されたという。
金榮訓(キム・ヨングン)雇用労働部長官(中収本共同本部長)は9日のブリーフィングで、「4号機は脆弱化作業が100%完了しており、火薬取り付けの過程で労働者の投入が非常に危険だ」とし、「すべての工程を安全に進め、危険要因が発生すれば即時に作業を中断する」と述べた。
蔚山=チェ・チャンファン記者 蔚山=ト・ヨンジン記者 oldbay77@donga.com






