
「被告人、起立してください」
16日午後3時ごろ、ソウル市瑞草(ソチョ)区のソウル中央地裁311号刑事中法廷。尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の逮捕妨害罪などを審理した刑事合議35部(裁判長=白大鉉部長判事)の1審判決公判で、白大鉉(ペク・デヒョン)裁判長が尹氏を見ながら告げた。約1時間にわたり、有罪・無罪の判断や量刑理由の説明が続き、最終的な刑量の言い渡しを残すのみとなっていた。
終始、無表情で正面を見つめていた尹氏が立ち上がると、白氏は「主文、被告人を懲役5年に処する」と宣告した。尹氏は硬い表情で唇を強くかみしめた。13日に開かれた内乱首謀罪の結審公判で、特別検察官が死刑を求刑した際には、乾いた笑いを漏らす場面もあった。
同日の判決公判は午後2時に始まり、裁判所が大半の罪について有罪と判断する過程で、尹氏の顔が紅潮する場面も見られた。時折、姿勢を正し、浅いため息をつくこともあった。
判決公判は裁判所の決定により生中継された。大統領経験者に対する判決が生中継されるのは今回で4度目となる。2018年には、4月の朴槿恵(パク・クンヘ)元大統領の国政介入事件、7月の国家情報院特殊活動費上納事件、10月の李明博(イ・ミョンバク)元大統領のダース横領事件と、同年だけで3件の1審判決が生中継された。
ヨ・グンホ記者 yeoroot@donga.com






