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米ガソリン小売価格急騰 トランプ氏、中間選挙前に重荷

米ガソリン小売価格急騰 トランプ氏、中間選挙前に重荷

Posted March. 04, 2026 09:34,   

Updated March. 04, 2026 09:34


米国・イスラエルとイランの武力衝突で国際原油価格が上昇する中、2日(現地時間)、米国のガソリン小売価格が昨年11月以来初めて1ガロン当たり3ドルを上回ったことが分かった。エネルギー価格の上昇が、今年11月の中間選挙を控えるドナルド・トランプ米大統領にとって負担となりかねないとの見方が出ている。

米エネルギー価格情報会社OPISによると、この日の全米平均のガソリン小売価格は1ガロン当たり3ドルを突破した。米自動車協会(AAA)も前日、ガソリン小売価格が1ガロン当たり3ドルに達したと伝えた。2日のニューヨーク商業取引所では、4月渡し分の米国産標準油種(WTI)先物終値が1バレル=71.23ドルとなり、前日比6.3%急騰した。市場では事態の長期化により、原油価格が100ドルを超える可能性もあるとの観測が出ている。昨年の米国原油価格は平均1バレル=65ドルだった。原油価格が10ドル上昇するごとに、ガソリン小売価格は約25セント上昇する。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、「中間選挙を控えたトランプ大統領が危険な賭け(イラン攻撃)に出ている」と指摘した。ガソリン価格は消費者が日々直面する物価指標とされる。2022年2月にロシアがウクライナに侵攻すると、同年6月には国際原油価格が1バレル=100ドル超まで急騰し、米国のガソリン小売価格も1ガロン当たり5ドルと過去最高を記録した。

当時、2022年11月の中間選挙を控えていたジョー・バイデン前大統領は「短期的にエネルギー価格を引き下げる手段はほとんどない」と発言し、批判を浴びた。これが民主党の中間選挙および2024年の大統領選敗北につながったとの分析もある。ロイター通信も、ガソリン価格の上昇はトランプ大統領のイラン攻撃に対する米国民の支持を測る試金石となると評価した。


キム・ボラ記者 purple@donga.com