
中東戦争リスクの高まりを受け、韓国総合株価指数(コスピ=KOSPI)は史上最大の下落幅(452.22ポイント)を記録し、7%を超えて下落した。
「韓国版恐怖指数」と呼ばれるコスピ200ボラティリティ指数(VKOSPI)は同日、16%以上急騰し、約6年ぶりの高水準を記録した。
3日のコスピは前営業日比7.24%安の5791.91で取引を終えた。米国の景気後退の懸念で世界の株式市場が暴落した2024年8月5日(マイナス8.77%)以来の大幅下落で、コスピが1日で7%以上下落したのは2020年代に入り3度目となる。
米国とイスラエルによるイランへの空爆で中東地域の地政学的リスクが拡大し、世界の金融市場全体が萎縮している。米側は開戦初期にイランの最高指導者アリ・ハメネイ師を排除したが、その後、イラン革命防衛隊が「世界の原油の大動脈」と呼ばれるホルムズ海峡を通過する船舶を攻撃し、警戒感が一段と強まった。戦争が長期化すれば、「原油高→物価上昇→金利上昇」という連鎖が進み、株式市場への下押し圧力がさらに強まる可能性がある。
3・1節の連休で1日休場した後に再開した国内市場では、悪材料が一度に織り込まれたことで、下落幅が拡大したと分析されている。日本の日経平均株価と香港ハンセン指数は、前日に小幅上昇した後に下落し、中国の上海総合指数と台湾加権指数は2日連続で下落したものの、下落幅は比較的限定的だった。
コスピが世界市場と比べて急騰していたことも重荷となった。今年に入り、米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P500種株価指数)やナスダック総合指数が横ばい圏にとどまるなど世界市場が低迷する中、コスピは50%超上昇し、過熱感が強まっていた。
同日のVKOSPIは前営業日比16.37%高の62.98まで上昇した。コロナ禍で株価変動が拡大した2020年3月19日(69.24)以来、約6年ぶりの高水準である。
投資心理が極度に萎縮する中、外国人投資家は5兆1000億ウォンを純売りし、指数を押し下げた。外国人は先月13日以降、9営業日連続で純売りを続けており、純売り額は計19兆5000億ウォンに達した。一方、個人投資家は押し目買いの好機とみて5兆8000億ウォン相当を買い越した。機関投資家は8900億ウォンの純売りとなった。
地政学的緊張に伴うドル高と外国人の純売りが重なり、この日のソウル外国為替市場で対ドル・ウォン相場は26.4ウォン安の1ドル=1466.1ウォンで取引を終えた。今年最大のウォン安となった。
ホン・ソクホ記者 will@donga.com






