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LG電子・SKエンムーブ・米GRC、AIデータセンター向け「液浸冷却」で同盟

LG電子・SKエンムーブ・米GRC、AIデータセンター向け「液浸冷却」で同盟

Posted October. 29, 2025 08:28,   

Updated October. 29, 2025 08:28


LG電子とSKエンムーブ、米国GRCが提携し、人工知能(AI)データセンター用液浸冷却市場を狙う。液浸冷却とは、データセンターのサーバーの発熱を管理する先端技術で、3社が協力して市場主導権を握る戦略だ。

3社は27日、京畿道平沢市(キョンギド・ピョンテクシ)のLG電子チラー事業所で、液浸冷却ソリューションの共同開発およびグローバル事業拡大のための業務協約(MOU)を締結したと発表した。液浸冷却とは、電気を通さない非導電性液体(フルイド)にサーバーを直接浸して熱を冷却する技術だ。従来の冷風を用いた空冷式やサーバーに取り付けた冷却板に冷却水を流す液体冷却より、熱を効率的に抑えると評価されている。

LG電子は冷却機などの冷却システムを、SKエンムーブは液浸冷却用フルイドを、GRCは液浸冷却タンクをそれぞれ担当し、ひとつのパッケージとして冷却ソリューションを作る計画だ。この統合技術は、LG電子の平沢チラー事業所内に構築されたデータセンター専用テストベッドで実証を行う予定だ。

LG電子は、超大型チラーや商業用・家庭用エアコンなど多様な冷暖房空調ポートフォリオを持っている。今回の3社協力で液浸冷却分野に新たに参入する。SKエンムーブは、2022年にGRCに戦略的投資を行って液浸冷却市場に参入し、同年液浸冷却フルイドの開発に成功した。2023年には、SKテレコムのデータセンターに実際に適用し、商用化段階の第一歩を踏み出した。GRCは2009年、業界初の液浸冷却ソリューションを発表した企業で、多様なグローバル情報技術(IT)企業と協力して事業を拡大している。


パク・ヒョンイク記者 beepark@donga.com