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米ジョージア州知事が10月訪韓、投資やビザ制度協議へ

米ジョージア州知事が10月訪韓、投資やビザ制度協議へ

Posted September. 23, 2025 08:56,   

Updated September. 23, 2025 08:56


今月初め、米ジョージア州で現代(ヒョンデ)自動車とLGエナジーソリューションの合弁バッテリー工場(HL-GA)において、韓国人労働者317人が拘束される事件が発生した。この事態を受け、ジョージア州のブライアン・ケンプ知事が近く訪韓し、韓国企業関係者と面談することになった。今回の拘束事件により、ジョージアの経済活性化に貢献してきた韓国企業の投資が萎縮しかねないとの懸念に対応する狙いがあるとみられる。

22日、財界関係者によると、ケンプ知事は10月23日未明に韓国入りし、25日に日本へ移動する予定だ。訪韓期間中、LGエナジーソリューションや現代(ヒョンデ)自動車の関係者と面談するため、日程を調整中という。また、ジョージア州に生産施設を保有もしくは建設中のSKオンやハンファQセルズ、CJフードビルなどとの会合も検討されている。

財界関係者は「ケンプ知事との面談相手や参加人数など詳細はまだ確定していない」と説明。「今回の訪韓は、拘束事件以前から議論されており、現代自動車も7月に知事室から面談要請を受けていたと承知している」と述べた。

ケンプ知事は今回の訪韓を通じて、韓国主要投資企業との関係を強化し、ジョージア州の投資環境が安定していることをアピールする狙いがある。先端技術人材の米国入国を円滑にするビザ制度改善の必要性も議論されており、今回の訪韓を契機に関連議論が進む可能性もある。


イ・ミンア記者 チェ・ウォンヨン記者 omg@donga.com