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ホロコーストで生き延びた103歳の生き証人、ドイツ勲章を受ける日に死亡

ホロコーストで生き延びた103歳の生き証人、ドイツ勲章を受ける日に死亡

Posted May. 12, 2025 08:58,   

Updated May. 12, 2025 08:58


ナチス・ドイツのホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の惨状を語り継ぐ活動で知られるマルゴット・フリートレンダーさん(写真)が9日(現地時間)、ドイツのベルリンある病院で老衰で死亡した。享年103歳。

第2次世界大戦当時、ドイツに住んでいたユダヤ人のマルゴットさんは、1944年にナチスに捕まり、チェコスロバキアの強制収容所に収監された。両親と弟はポーランドのアウシュビッツ強制収容所で命を失った。マルゴットさんは、終戦とともに解放された後、収容所で出会った夫と結婚した。その後、米ニューヨークに移住し、裁縫師や旅行会社の職員として働いた。

1997年、夫を先に亡くした後、76歳で町内の文化センターで回顧録を書く授業を受けながら、活動家として人生第2幕を生きることになった。故人を主人公にしたドキュメンタリー「ハイムヴェ(Heimweh)と呼ばないでください」が2004年に公開され、自伝も2008年に出版された。

ドイツ国籍を回復して2010年からベルリンに移住し、ホロコースト関連の多様な活動を行い「肌の色や宗教を離れて皆が人として尊重されなければならない」と強調した。亡くなる2日前にも第2次世界大戦終戦80年記念行事に演説者として出席した。この世を去った日には、ドイツの最高勲章を授与される予定だった。


イ・ジユン記者 asap@donga.com