
高麗(コリョ)大学と延世(ヨンセ)大学医学部在学生の約80%が、復帰の意思を明らかにしたことが確認された。ソウル大学医学部の学生会は、1学期の登録可否をめぐって投票を行った結果、66%の学生が賛成意見を投じた。延世大学に続き、ソウル大学医学部学生会も、「1学期の登録後、締め切り」に闘争方針を切り替えた。
27日、ソウル大学や慶尚(キョンサン)国立大学、東国(トングク)大学、釜山(プサン)大学、嶺南(ヨンナム)大学、梨花(イファ)女子大学、済州(チェジュ)大学医学部の復帰期限が締め切られた中、予想より高い復帰率を見せたという。ソウル大学や高麗大学、延世大学医学部生の復帰の動きが、他の医学部にも影響を及ぼしたという分析が出ている。
各大学は、医学部学生の復帰締め切り期限の延長をめぐって悩んでいる。21日に登録を締め切った延世大学は28日、除籍通知を行う予定だったが、延期することにした。高麗大学も当初、28日に除籍通知を行う計画だったが、日程延期について議論している。ある大学の関係者は、「大学が未復帰の医学部生の除籍方針を明らかにしたのは、学生を除籍させようという狙いではない。一人でも期限に合わせて復帰させるためのものだ」とし、「復帰意思を明らかにした学生に限っては、31日までに受け入れようという共感がある」と話した。
31日は、教育部が医学部生の復帰数値を集計すると明らかにした日だ。大学情報公示サイト「大学アリミ」に入力する「中途脱落」などの数値も同日決まる。
崔예나 yena@donga.com