韓国フィギュアスケート女子シングルのホープ、金芸林(キム・イェリム=19、檀国大、写真)がグランプリ(GP)シリーズ開幕を控えて自己ベストを記録し、新シーズンでの活躍に期待感を高めた。
10日、フィンランドのエスポーで閉幕した2022国際スケート連盟(ISU)チャレンジャーシリーズのフィンランディア杯に出場した金芸林は、ショートプログラムで71.88点、フリーで142.09点を獲得し、合計213.97点で金メダルを獲得した。これまでは2022四大陸選手権で記録した209.91点が自己ベストだった金芸林だが、今回の優勝でシーズン初大会だったUSインターナショナル・クラシックに続きチャレンジャーシリーズで2大会連続優勝を果たした。
チャレンジャーシリーズはGPシリーズより格下の大会で、GPシリーズの前哨戦として開かれる。金芸林はGPシリーズの中では来月4日、フランスのアンジェで開かれるフランス杯(第3戦)と同月18日、日本の札幌で始まる「NHK杯」(第5戦)に参加する。金芸林は、「今大会で改善すべき点を発見した。GPシリーズではもっと良い姿を見せしたい」と話した。
「期待の星」キム・チェヨン(16=スリ高)も合計205.51点で個人初の200点台を記録して金芸林に次いで銀メダルを獲得し、イ・ヘイン(17=セファ女子高)も合計195.72点で4位だった。
黃奎引 kini@donga.com