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トランプ氏の贈り靴で「MAGAウォーク」 サイズ合わずも着用

トランプ氏の贈り靴で「MAGAウォーク」 サイズ合わずも着用

Posted March. 11, 2026 08:43,   

Updated March. 11, 2026 08:43


「私が送った靴は受け取ったか?」

トランプ米大統領が最近、気に入っている靴ブランド「フローシャイム」の靴(写真)をホワイトハウスの閣僚らに贈っているため、側近たちが贈られた靴を履くのに冷や汗をかいていると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが9日報じた。トランプ氏は目測で相手の足のサイズを推測して靴を選ぶことが多いという。閣僚らはサイズが合わなかったりデザインが気に入らなかったりしても、大統領からの贈り物である以上、仕方なくその靴を履かなければならないという。

トランプ氏はオックスフォード型の革靴を贈っている。靴箱にサインをしたり、感謝の言葉を書き添えて渡すこともある。同紙は「トランプ氏は昨年末、仕事後に気軽に履ける靴を探していたところ、この靴を気に入り、職員らに贈り始めた」と伝えた。価格は145ドル(約21万4600ウォン)ほどで、大統領が自費で購入している。

トランプ氏の贈り物攻勢は、側近だけでなく与党・共和党議員やホワイトハウス補佐官らにも広がっている。ついには「ホワイトハウスの男たちは皆この靴を履いている」との声も出ている。トランプ氏は閣議の最中でも側近たちがその靴を履いているかどうかを注意深く見ているという。

今年初め、バンス米副大統領やルビオ米国務長官が、かかとに指が2本入るほど大きな靴を履いている姿が目撃され、話題となった。この靴がまさにフローシャイムの靴だった。トランプ氏は昨年末、2人に「なぜそんなひどい靴を履いているのか」と言い、その場で4足ずつ注文して贈ったという。同紙によると、ある閣僚はフローシャイムの靴を履くため、自分のルイ・ヴィトンの靴を下駄箱にしまわなければならないと不満を漏らした。

フローシャイムは1892年に設立された。第1次、第2次世界大戦では米兵の靴を製作し、現在も中産階級に親しまれている「米国製革靴」の象徴とされる。トルーマン元大統領もこの靴を履いており、ポップスターのマイケル・ジャクソンが「ムーンウォーク」を披露した際に履いていたローファーもフローシャイムのものだ。

トランプ氏は靴のほか、自身の政治スローガン「MAGA(米国を再び偉大に)」の帽子や大統領記念コイン、公文書への署名に使う黒い「シャーピー」マーカーなども側近にしばしば配っているという。シャーピーも米国を代表する文具ブランドだ。


林雨宣 imsun@donga.com