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ゴルバチョフ氏の葬儀は国葬か?沈黙するプーチン氏

ゴルバチョフ氏の葬儀は国葬か?沈黙するプーチン氏

Posted September. 02, 2022 09:13,   

Updated September. 02, 2022 09:13

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先月30日に死去した旧ソ連最後の指導者ゴルバチョフ元大統領の葬儀が3日、ロシアの首都モスクワで行われる。プーチン大統領は遺族に弔意を伝えたが、葬儀を国葬に昇格するかどうかについては沈黙している。生前、ゴルバチョフ氏を大統領から追い出したイェルチン元大統領の葬儀は国葬で行われた。

先月31日、ロシア・タス通信などは、ゴルバチョフ元大統領財団と娘のイリーナ氏を引用し、葬儀が今月3日午前10時、モスクワ中心部「ハウス・オブ・ユニオン」の柱の殿堂で行われると報じた。ボリショイ劇場と国会議事堂の間にあるハウス・オブ・ユニオンでは、レーニン、スターリン、ブレジネフ、アンドロポフ、チェルネンコら旧ソ連共産党書記長の葬儀が行われた。

プーチン氏は、ゴルバチョフ氏の葬儀を国葬にするかどうかについて発言していない。イギリスの日刊紙ガーディアンは、「ゴルバチョフ氏が国葬となるか、彼の遺産を切り崩す後継者(プーチン氏)がこれを無視するかは分かっていない」と伝えた。ロシア大統領室のドミトリー・フェスコフ広報担当者は、国葬昇格とプーチン氏の葬儀に出席するかどうかについて「今のところ決定したことはない」と明らかにした。

プーチン氏は、ゴルバチョフ氏に対して好意的ではなかった。プーチン氏は、ゴルバチョフ氏が結果的にソ連の没落を招いたことについて、「ソ連の崩壊は20世紀最大の地政学的災害」と述べた。ゴルバチョフ氏は、生前のプーチン氏のウクライナ侵攻について「人間の生命より重要なものはない」とし、直ちに戦争を停止するよう求めた。


趙은아 achim@donga.com