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BTSファン、光化門から地方名所へ 自治体など誘致PR合戦

BTSファン、光化門から地方名所へ 自治体など誘致PR合戦

Posted March. 13, 2026 11:24,   

Updated March. 13, 2026 11:24


アイドルグループBTS(防弾少年団)がソウル光化門(クァンファムン、3月)、高陽(コヤン、4月)、釜山(プサン、6月)で公演を行うのに合わせ、韓国を訪れる海外ファンの間で、ソウルだけでなく地方の名所まで足を延ばそうとする動きが出ている。これを受け、地方自治体や旅行会社などは、ARMY(アーミー、BTSのファンクラブ)が公演の前後に「BTSの聖地」巡りをするようPRを行ったり、関連商品を販売したりしている。

12日、英語圏最大のオンラインコミュニティ「レディット」には、「ARMYソウルガイド」と題した5日間の韓国観光コース地図が掲載された。ここには、HYBE社屋、国立中央博物館、弘大(ホンデ)、景福宮(キョンボックン)、広蔵(クァンジャン)市場、西巡邏通り(ソスンラギル)、ソウルの森など、市内各地のBTSメンバーに関連する場所が紹介されている。

最近、ソーシャルメディア(SNS)では外国人ARMYを中心に、「BTS Pilgrimage(聖地巡礼)」というハッシュタグを通じて韓国の観光地への関心が高まっており、ファン同士が自身の韓国旅行の経験を共有する例も増えている。

宿泊・交通・アクティビティ予約プラットフォームのクルックによると、BTS関連旅行商品のトラフィックは2025年11~12月に比べ、2026年1~2月には61%増加した。クルックでは、BTSの独自コンテンツの撮影地である「イン・ザ・スープ」平昌(ピョンチャン)ツアーや、2017年の2枚目アルバムのジャケット撮影地である江陵(カンヌン)★注文津(チュムンジン)ツアー、ソウルARMYウォーキングツアーなど、BTS関連の観光商品を販売している。

コンサート期間中、BTSの聖地の一つとされる江陵の宿泊予約率も大きく上昇した。旅行・宿泊プラットフォーム「ヨギオッテ」によると、高陽公演(4月9~12日)が行われる4月7~14日の江陵地域の予約率は前年同期比53%増加した。釜山公演(6月12~13日)が行われる6月10~15日には、予約件数が329%増えた。ヨギオッテの関係者は「通常、国内旅行を2~3カ月前から予約するケースは多くない」とし、「BTS公演など特定イベントを念頭に置いた『計画的予約』によるものだ」と説明した。

地方自治体もこれに歩調を合わせ、観光客誘致に乗り出している。江陵市は3月、「今月のおすすめ旅行地」を発表し、海外で大きな人気を集めたドラマ「ザ・グローリー」と「トッケビ」の撮影地であるソドル防波堤や注文津を紹介した。「BTSバス停」を訪れる外国人観光客にKコンテンツ観光地としてのイメージを強化する狙いとみられる。

ソウル市は4月10日から漢江(ハンガン)公園11地区(汝矣島・トゥクソム・盤浦・蘭芝など)で開かれるスプリングフェスタでも、ARMYなど外国人観光客を対象にBTS関連イベントを開催する。ソウルの主要拠点では、世界のBTSファンが楽しめるストリート公演、ランダムダンスフェスティバル、参加型イベントなど多様なプログラムを運営する予定だ。

流通業界の「ARMY迎え」も慌ただしい。JWマリオットホテル・ソウルはBTS完全体活動を記念し、HYBEとの協業で「JWイン・ザ・シティ」客室パッケージとスペシャルカクテルを提供する。スターバックスは外国人観光客向けに「ソウル特化ドリンク」を発売する。16日から明洞(ミョンドン)、光化門、江南(カンナム)などソウル主要観光地の100店舗で「ソウル夕焼け五味子フィジオ」と「ソウル・マッコリ香コールドブリュー」を販売する。特にソウル夕焼け五味子フィジオは、飲み物をかき混ぜるとBTSの象徴色である紫色に変わる。


イ・ソジョン記者 sojee@donga.com