Go to contents

尹次期大統領、企業のワクチン開発に全幅的な支援を約束

尹次期大統領、企業のワクチン開発に全幅的な支援を約束

Posted April. 26, 2022 09:11,   

Updated April. 26, 2022 09:11

한국어

尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領が25日、国産新型コロナウイルスワクチンを開発したSKバイオサイエンスの京畿道城南市(キョンギド・ソンナムシ)を訪れ、「ワクチン主権確保」に乗り出した。

尹次期大統領は同日、ワクチン技術の開発現況を点検した後、「資金不足でワクチン開発ができないという話が出ないよう、政府は可能な範囲内で支援を惜しまない」と述べた。また「研究室に莫大な国家潜在力と未来の成長エンジン、韓国経済と保健の安保がすべて盛り込まれている」と強調した。

SKバイオサイエンスは同日、合成抗原方式の独自開発コロナワクチン候補物質である「GBP510」の3相臨床試験で対照ワクチン(アストラゼネカ)に比べて優れた免疫反応を確認したと発表した。国内16の臨床機関と海外5ヵ国で満18歳以上の成人4037人を対象に3相臨床試験を行った結果だ。SKバイオサイエンスが臨床を最終的に終え、保健当局から品目許可が下りれば、韓国は「ワクチン主権」を一部確保することになる。

同日の訪問には、大韓商工会議所会頭を兼ねているSKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長が出席した。尹次期大統領が当選後、崔会長を直接会見したのは、経済6団体長との昼食懇談会、ソウル国際フォーラム(SFIA)、2030釜山(プサン)万博誘致祈願大会に続いて4度目だ。


洪禎秀 hong@donga.com · 郭道英 now@donga.com