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「小鹿島天使」オーストリア人の看護師が文大統領宛てにハングルの手紙

「小鹿島天使」オーストリア人の看護師が文大統領宛てにハングルの手紙

Posted July. 05, 2021 08:06,   

Updated July. 05, 2021 08:06

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「私たちの心は小鹿島(ソロクド)にあります」

「小鹿島の天使」と呼ばれるオーストリア人の看護師、マリアネ・ステーガーさんとマルガレット・ピサレクさんが文在寅(ムン・ジェイン)大統領宛に送った手紙(写真)を大統領府が3日公開した。文大統領は先月14日、オーストリアを国賓訪問した時、二人に紅参と毛布をプレゼントしたことがある。

大統領府がフェイスブックで公開した手紙の中で、マリアネさんは韓国語で「高価な紅参と毛布、可愛らしく包装されたプレゼントに感謝する」と書いた。その上で「(小鹿島は)1960年代の私たちに、力を貸す多くのチャンスを与えてくれた」とし、「私たち二人は、その点について感謝し、うれしく思っている」と言った。

二人は20代の時に来韓し、約40年間、小鹿島でハンセン人のために献身した。2005年に健康が悪化すると、「小鹿島に迷惑をかけたくないので出国する」という手紙2枚だけを残して静かに帰国した。

マリアネさんは、マルガレットさんは療養所で元気に過ごしていると伝えた。マルガレットさんは認知症で闘病しているという。マリアネさんは、「われわれは毎日『わが国』のために祈っている」と語った。韓国を指したものと解釈される。


崔智善 aurinko@donga.com