
パク・ハンイ(41・写真)が古巣三星(サムスン)のコーチとしてプロ野球に帰ってきた。
三星の関係者は23日、「パク・ハンイに『コーチを引き受けてもらいたい』とお願いしたし、パク・ハンイも苦悩の末に受け入れる意向を示した」とし、「年内に選手団と顔合わせの場を設ける」と明らかにした。
パク・ハンイは2001年から昨年まで、三星だけで19年間活躍したフランチャイズスター選手だった。三星でプレーする間、三星は韓国シリーズに10度進出し、7度優勝した。韓国シリーズ通算最多安打(57本)の主役もパク・ハンイだ。
しかし「陶酔運転」で野球人生を不名誉に終えた。昨年5月28日、大邱(テグ)でのキウム戦でサヨナラ二塁打を放った後、知人たちと酒を飲んだ。そして酔いが覚めない状態で翌日午前、車で子供を登校させて変える途中に接触事故を起こした。血中アルコール濃度が0.065%で運転免許停止に当たる数値だった。パク・ハンイは、直ちに事務所を訪れて「責任を取って引退したい」意向を伝えた。
引退後はボランティア活動や才能寄付などをしながら反省する姿を見せたパク・ハンイは、「まだファンと球団に申し訳ない気持ちが大きいので緊張感は2倍だ。選手たちに役立てるコーチになりたい」と話した。
黃奎引 kini@donga.com