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新政治連合、水原にテントを張って全力戦

新政治連合、水原にテントを張って全力戦

Posted July. 22, 2014 03:34,   

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7・30再補欠選挙を9日後に控えた21日、野党新政治民主連合の執行部は、京畿道水原(キョンギド・スウォン)丁(靈通)にテントを張って、総力戦に突入した。キム・ハンギル、安哲秀(アン・チョルス)両共同代表は、公式選挙運動が終わるまで、水原のテントとソウル銅雀(トンジャク)乙の選挙事務所、国会とを行き来しながら、寝泊まりすることにした。金才允(キム・ジェユン)戦略広報本部長はテントに24時間常駐する。

キム、安両共同代表は同日、水原テントで「選挙勝利のための国民への呼びかけ大会」を開き、有権者らに支持を訴えた。金代表は昨年夏も、国家情報院の大統領選挙への介入疑惑事件をめぐって、朴槿恵(パク・クンへ)大統領の謝罪を要求し、ソウル広場のテントで1ヶ月以上寝泊りして立てこもったことがある。

しかし、党執行部が、最大の勝負どころであるソウル銅雀乙の代わりに、水原にテントを設置したことを巡り、「銅雀の代わりに、水原に全てをかけるという意味ではないか」という苦言も出ている。

CBSノーカットニュースの世論調査(19日から20日、有権者506人を対象、標本誤差95%の信頼水準で±4.36%ポイント)結果、ソウル銅雀乙で、与党セヌリ党の羅卿瑗(ナ・ギョンウォン)候補と、野党候補とが一騎打ちになった場合、新政治連合のキ・ドンミン候補は、大差で支持を得ているものの、正義党の魯會燦(ノ・フェチャン)候補は、誤算範囲内の接戦を繰り広げていることが分かった。

羅候補とキ候補とは、46.5%対38.4%、羅候補対魯候補とは、42.7%対41.9%だった。

特に、野党陣営の候補一本化の適合度調査では、魯候補は32.4%、キ候補は24.9%だった。党関係者は、「銅雀乙では一本化無しには勝算がない」とし、「だからといって、野党陣営の候補一本化を図るためには、候補の競争力があまりなく、打つ手がない。一言で言ってジレンマだ」と話した。