Go to contents

候補一本化の世論調査、設問の設計が最大の焦点に

候補一本化の世論調査、設問の設計が最大の焦点に

Posted November. 06, 2012 07:24,   

民主統合党(民主党)の文在寅(ムン・ジェイン)大統領候補と無所属の安哲秀(アン・チョルス)候補による野党系の候補一本化に向けた議論が本格化したことを受け、双方に有利な一本化方式の導入に向けたし烈な駆け引きが避けられなくなった。

特に、統一候補を決める方法として世論調査が含まれた場合、02年の盧武鉉(ノ・ムヒョン)氏と鄭夢準(チョン・モンジュン)氏の候補一本化の時の世論調査方式のように、セヌリ党の朴槿恵(パク・グンヘ)候補支持層を回答対象から外すかどうかが焦点となりそうだ。最近の世論調査の統一候補への支持率で、朴候補支持層を含めると文候補が、02年のように朴候補支持者を排除すれば安候補に有利な結果が出ているためだ。

02年の一本化時の世論調査の質問は、李会昌(イ・フェチャン)ハンナラ党候補支持者を除いた回答者を対象にした「李会昌候補と競争する統一候補として盧武鉉候補と鄭夢準候補とどちらを支持しますか」だった。

ハンギョレ新聞とリサーチプラスが2、3日に実施した世論調査では、「朴槿恵候補と競争する野党単一候補として誰を支持するか」という質問に対し、安候補(45.6%)が文候補(42.4%)をリードした。朴候補支持層を除けば安候補53.2%、文候補39.8%と格差がさらに広がった。

SBSが5日に報道した世論調査でも、野党陣営候補の適合度を問う設問では文候補(48.6%)が安候補(37.6%)をリードしたが、02年の一本化時と同様に、朴候補支持者を除けば、安候補(49.2%)が文候補(43.3%)をリードした。

世論調査の質問内容次第で候補一本化の過程で両候補の明暗が分かれる公算が高い。ただし、リサーチアンドリサーチ(R&R)の2〜4日の調査では、朴候補支持者を外しても文候補(41%)が安候補(39%)を誤算範囲内でリードした。



zeitung@donga.com