北朝鮮の故金正日(キム・ジョンイル)総書記の専属料理人だった日本人の藤本健二氏=仮名=が、金正恩(キム・ジョンウン)労働党第1書記夫妻に会った後、4日に平壌(ピョンヤン)を発ち、北京に到着した。
先月21日に訪朝した藤本氏は、4日、北京の首都空港で記者団に対して、「(金正恩氏は)人間が大きくなった」と話した。金第1書記の李雪主(リ・ソルジュ)夫人については、「かわいい方。すてきの一言だ」と述べた。
藤本氏は、韓国戦争の休戦記念日の先月27日に平壌で行われた戦勝節の祝賀行事と金第1書記を含む約20人のパーティーにも出席したという。金第1書記は、パーティ会場で藤本氏の本名を呼び、「久しぶりだな」と抱き合い、「いつ来ても歓迎する」と話したという。藤本氏は、パーティー会場に金第1書記の妹のキム・ヨジョン氏の姿はあったが、実兄の正哲(キム・ジョンチョル)氏の姿はなかったと、日本のメディアに伝えた。
藤本氏は、1989年から2001年まで、金正日総書記一家の専属料理人を務め、幼少期の金第1書記とも親しかった。北朝鮮を離れた後も、金第1書記が北朝鮮の3代世襲後継者になると予言するなど、金第1書記を国際社会に伝えた。今回の訪朝も、金第1書記が身の安全と帰国を約束して招待したことで、実現した。藤本氏は、お土産に持参した本マグロを金第1書記と家族に振る舞い、北朝鮮で結婚した喜び組出身の妻、オム・チョンニョ氏や子どもたちとも対面した。今回の訪朝で、金第1書記は日本人拉致問題など日朝関係については話題にしなかったという。藤本氏は、日本の東京放送(TBS)関係者と北京空港を出て、その後日本に帰国したかどうか
確認されていない。
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