北朝鮮、８月に羅先で初の国際商品展示会

北朝鮮が８月に、経済特区の羅先市（ナソンシ）で初の国際商品展示会を開催することが分かった。

米国の自由アジア放送（ＲＦＡ）は２５日、「北朝鮮の羅先経済協力会社が、羅先人民委員会の後援で、８月２２日から２５日まで第１回羅津国際商品展示会を開催する予定だ」と報じた。これは、外国企業の羅先市への投資を奨励するためのものだという。

ＲＦＡは、「羅先市初の国際貿易博覧会である今回の展示会は、機械類、電子製品、軽工業商品などの様々な業種を誘致し、羅先展示館で開催される。北朝鮮が発行した案内パンフレットによると、羅津国際商品展示会は毎年開催されるようだ」と明らかにした。中国とシンガポールに代行社を置く羅先経済協力会社は、７月１５日まで展示会の参加申請を受け付けている。

いっぽう、欧州企業代表団を率いて毎年春と秋に平壌（ピョンヤン）国際商品展示会に参加してきたオランダの国際情報技術諮問会社「ＧＰＩコンサルタンシー」のポール・チア代表は、「欧州の企業は、まだ羅先経済特区の投資に関心を持っていない。主に中国企業が投資するだろう」と話したと、ＲＦＡは付け加えた。

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