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修能の外国語24番問題、予備校模擬テスト問題と酷似

修能の外国語24番問題、予備校模擬テスト問題と酷似

Posted November. 23, 2010 05:17,   

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11学年度の大学修学能力試験(修能、日本のセンター試験)の外国語(英語)領域の奇数型24番の問題(偶数型は**番問題)が、今年10月実施された大成(デソン)学院の高校2年生修能模擬テスト問題とほぼ同じであることで、議論が起きている。

問題の文章は、ある生物学者が突き止めたコウモリの生態系と習性に関する内容で、導入部の最初の一行を除いては、2つの文章が最後まで同じだ。文章中に省略された空欄に適した文を5つの中から選択する問題で、問題形式と正解が同じだった。模擬テストでは「mutual insurance system」が正解で、実際の修能では「mutual insurance」が正解で、その後にあるsystemは、本文に表記されていた。正解を除いた4つの内容は、それぞれ違う。一部の受験生は、「大成学院の問題を解いた受験生なら、正解を簡単に当てることができたはず」と話した。

韓国教育過程評価院ホームページの「問題・正解の異議申請」の掲示板には、「2つの問題がテキストと問題形式、省略部分が同じだ。私設予備校で施行した模擬テストの既出問題が、そのまま修能に出題されたのは問題だ」という受験生の抗議が相次いだ。

これに対し、評価院修能運営本部の関係者は、「問題の酷似や、正解に影響を与えるテキストを選別するため、当該年度高校3年生の受験生対象の既出問題は、できる限り検閲している。しかし、現在のスタッフで高校1、2年生の既出問題紙まで一つ一つ検索することは、厳しい側面がある」と釈明した。大成学院の関係者は、「英語の願書で抜粋して引用したテキストだが、偶然なのか、殆ど同じ問題のようだ」と話した。



jhk85@donga.com