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徐南杓KAIST総長の再任が決定

Posted July. 03, 2010 08:48,   

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内部対立と政府介入疑惑で物議をかもしていたKAISTの総長選任問題が、徐南杓(ソ・ナムピョ)総長の再任で一段落した。

KAISTは2日午前、ソウル中区小公洞(チュンク・ソゴンドン)のウェスティン朝鮮ホテルで理事会を開き、第14代総長に徐南杓・現総長が再任したことを明らかにした。KAISTの理事会は、この席で、総長候補選任委員会が候補に挙げた5人に対して投票を行った。その結果、理事18人のうち16人が徐総長を支持したことが分かった。鄭文述(チョン・ムンスル)KAIST理事長は、「理事の多くが徐総長の再任を支持した。しかし、規定上、具体的な結果は話すことはできない」と説明した。

理事会は、総長選任に先立ち、KAISTの定款に、「候補選任委の推薦が不可能な場合、理事会で直接、総長を選出する」という内容を含めた。本来、定款には、候補選任委で候補を3人に絞ることになっているが、失敗した場合の方法はなかった。教育科学技術部(教科部)は、このような手続き上の欠点を聞き、定款改正を求めた。

KAIST理事会は、これに対して、「定款改正に時間がかかる」として、候補選任委の内部規定にこの内容が含まれているため、定款の改正なしに総長を選任するという方針だった。しかし、KAISTは同日、その場で定款改正まで終えた。鄭理事長は、「理事内の協議となり、10分で(改正を)終えた」と話した。教科部関係者も、「すでに長官の承認まで終わった状態だ」と明らかにした。

徐総長は、教科部長官の承認を経て、14日から新しい任期を開始することになる。徐総長は、「改革による大学教育システムの先進化に向けて、これからも最善を尽くす。今回提起された疎通不在の指摘も謙虚に受け入れる」と話した。



kini@donga.com