
与党「共に民主党」は、無所属で釜山市北区(プサンシ・ブック)甲の補欠選挙に出馬した 元「国民の力」代表の韓東勲(ハン・ドンフン)氏が、1980年代の公安検事だった鄭亨根(チョン・ヒョングン)元議員を後援会長に起用したことについて、「驚愕せざるを得ない」と批判した。
民主党の朴商赫(パク・サンヒョク)政策委員会社会首席副議長は7日、国会で開かれた政策調整会議で、「独裁政権時代に公安検事として名を知られた、まさにあの鄭亨根氏だ」とし、「尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の手先として検察クーデターの主役だった韓候補が、後援会長として迎えるにふさわしい人物だ」と主張した。さらに「改めて彼らの行動に驚愕せざるを得ない」とし、「自らが尹政権下でどのように加担し、どのように事件をでっち上げたのか、振り返る契機になることを期待する」と話した。
これに先立ち韓氏は前日、フェイスブックで「釜山北区で3選を務めた鄭元議員を後援会長として迎えることにした」と明らかにした。鄭氏を後援会長に起用したのは、韓氏が保守本流としての正統性強化を図る動きとの見方が出ている。
野党「祖国革新党」の朴炳彦(パク・ビョンオン)先任報道担当は、「鄭元議員は、金槿泰(キム・グンテ)当時民主化運動青年連合議長について、自白しないとの報告を受け、拷問捜査を指示した張本人だ」とし、「朴鍾哲(パク・ジョンチョル)烈士拷問致死事件では、事件隠蔽を主導したとされる」と指摘した。さらに「鄭元議員は、いかなる候補の後援会長を務める資格もない反民主的人物であることを国民の前で確認させなければならない」とし、「委嘱が撤回されなければ、韓候補が辞退すべきだ」と話した。
鄭氏は検事として勤務していた1983年から国家安全企画部(国家情報院の旧名)に派遣され、安企部第1次長を務めた。1996年の第15代総選挙では与党新韓国党候補として釜山北江西甲区で当選し、その後3期連続で議員を務めた。2008年の第18代総選挙では、朴敏植(パク・ミンシク)元国家報勲部長官に押されて公認から外れた後、ニューライト全国連合常任議長などとして活動した。
イ・スンウ記者 suwoong2@donga.com






