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決勝トーナメント進出確定の日本 列島中が喜ぶ

決勝トーナメント進出確定の日本 列島中が喜ぶ

Posted June. 26, 2010 08:22,   

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25日、日本がデンマーク戦で大勝を収め、決勝トーナメント達成の快挙を成し遂げると、徹夜の応援に乗り出した日本列島は熱狂と興奮のるつぼになった。日本代表チームはワールドカップ(W杯)直前に行われた強化試合で組織力が整備されず、相次いで黒星を喫してファンから厳しい批判を浴びたが、いざW杯では2勝1敗という期待以上の成績をあげ、喜びが倍増した様子だ。

NHKと5大民営放送局は同日の朝から特集放送を緊急に組み、日本がゴールを決める場面を繰り返し流しながら、賛辞を送った。未明に行われた試合のニュースを朝刊に載せられなかった新聞社も同日朝、号外を発行したことに続き、同日の夕刊にも1面とスポーツ面に大きく紙面を割いて集中的に報道した。試合を重ねるにつれ組織力が固まり、安定的な試合運営を見せる代表チームに賞賛を惜しまなかった。

同日、インターネットポータルサイトにも勝利を祝うメッセージが絶えなかった。ネチズンらは、「攻守バランスが最高、チームが大人になった。日本代表チームに感謝する」「スター選手が多くいてこそ勝利するというのはもう通じない。サッカーはチームだ」など、チームワークを高く評価する書き込みがアップされた。これまで岡田武史日本代表チーム監督に厳しい非難を浴びせていたネチズンらも、「岡田監督を見る顔がない。これまで信用できなくて申し訳ない」と誤った。

岡田監督解任の可否をめぐって苦心してきた日本サッカー協会の犬飼基昭会長は同日、マスコミとのインタビューで「選手や監督がやってきたことを信じていた。チームが勝利を契機にますます一致団結することを感じた」と喜んだ。

一方、同日の試合の生中継の平均視聴率は、試合がほとんど終わりかかったごろの午前5時ごろ、東京など関東地域が41.3%、大阪など関西地域が35.9%まで上昇した。



changkim@donga.com