来年の財政規模は、今年の本予算に比べて２．５％の増加となったが、補正予算を含めた予算に比べては３．３％減の２９１兆８０００億ウォンになった。また、来年度の国の債務は４０７兆１０００億ウォンと、初めて４００兆ウォンを超え、国内総生産（ＧＤＰ）に対する国家債務比率は、今年の３５．６％から３６．９％に拡大する見込みだ。１人当たりの国家債務も、今年の７５１万ウォンから来年は８３３万ウォン、１３年には１００４万ウォンと増加することが予想される。
政府は２８日、閣議を開き、このような内容の「１０年度予算案」や「０９年から１３年にかけての国家財政運用計画」を議決し、来月１日まで国会に提出することを明らかにした。
予算案によると、来年の予算支出や基金支出を合計した総支出は２９１兆８０００億ウォンと、今年の本予算（２８４兆５０００億ウォン）に比べて２．５％の増加となり、０５年以降最も低い増加率を示した。分野別では、保健・福祉予算が総支出に占める割合は２７．８％と、過去最高水準となり、予算の増加率では１４．７％増の外交・統一分野が最も高かった。
財政赤字の規模は、３２兆ウォン（対ＧＤＰ比マイナス２．９％）と今年度本予算の２４兆８０００億ウォン（マイナス２．４％）に比べては多いが、補正予算の５１兆ウォン（マイナス５．０％）よりは少ない低く見積もった。
尹増鉉（ユン・ズンヒョン）企画財政部長官は、「来年は、経済成長率４％を達成できる自信がある」とし、「財政バランスを取れる時期も１３年、または１４年達成を目標に努力するつもりだ」と話した。
cha@donga.com
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