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与党が単独で国会召集要求 野党、猛反発し再び座り込み

与党が単独で国会召集要求 野党、猛反発し再び座り込み

Posted June. 24, 2009 08:57,   

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ハンナラ党が23日、金炯旿(キム・ヒョンオ)国会議長に「6月臨時国会」の召集を要求したことに反発し、民主党が国会本会議場前のロビーを占拠して座り込みに突入した。昨年末と今年初めの「立法戦争」に続き、与野党の対立が再びエスカレートしている。

ハンナラ党は同日午前10時、党所属議員170人全員と「親朴連帯」の議員5人に加え、無所属2人の計177人の名義で、国会集会要求書を国会事務処に提出した。これに対し、民主党は同日午後3時、議員総会を開き、ハンナラ党の単独召集要求を非難し、体を張って阻止することを明らかにした。

民主党の初当選・再選議員の集まりである「タシ(再びの意)民主主義」と「国民の会」所属の議員18人は、同日、議員総会終了後、国会本会議場前のローテンダーホールで、無期限の徹夜座り込みに突入した。民主党議員がローテンダーホールで座り込みに突入したのは、昨年末に座り込みを始めて今年1月5日に解散して以来、約5ヵ月ぶりのことだ。

安商守(アン・サンス)ハンナラ党院内代表は同日午前の院内対策会議で、「失業大乱を目の前にしながらも、1ヵ月間も登院を拒否したまま、歳費を受け取っている民主党の職務遺棄に国民は憤りを感じている」とし、「加えて、登院を政略的に利用する悪い慣行に必ずメスを入れる」と話した。さらに「29日から全ての常任委員会が開かれるようにする」とし、「非正規職法やメディア関係法など、常任委別に万全を期してほしい」と呼びかけた。

民主党の李康来(イ・ガンレ)院内代表は議員総会で、「今、ハンナラ党と大統領府の関係を見ていると、22年前の過去に後退したような気がしてやまない」とし、「単独国会の撤回を要求しても、ハンナラ党は全く聞く耳を持たないだろう。本当に厳しく長い戦いに取り込むしかないようだ」と述べた。

ウ・ウィヨン民主労働党スポークスマンは、論評を発表し「ハンナラ党の単独臨時国会の召集は議会民主主義の死亡宣告で、結局は一党独裁をしようとするものだ」と非難した。

金炯旿国会議長は同日、6月の臨時国会の召集を告示したあと、声明を発表し、「各党の執行部は徹夜をしてでも大局的な視点で妥協点を見い出し、国会の存在理由を問う国民に答えを示さなければならない」とし、「与野党の院内代表が6月国会の正常な開会に関する合意を作り出すことを強く促す」と述べた。

国会法に基づき、6月の臨時国会は26日から来月25日まで30日間開かれることになった。臨時国会は、憲法第47条1項に従い、国会議員の4分の1以上(23日現在、74人以上)が要求すると開会することができる。



mindy@donga.com gaea@donga.com