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大手3紙、ダウムへの記事供給を中止

Posted July. 07, 2008 09:02,   

東亜(トンア)日報や朝鮮(チョソン)日報、中央(チュンアン)日報の大手3紙は7日午前0時から、ダウムコミュニケーションが運営するインターネットポータルサイトの「ダウム」へのニュースコンテンツの供給を中止すると、6日それぞれ発表した。

これを受けてダウムは、メディアダウムの、△メディアごとのニュース検索や、△メディアのトップニュース、△スペシャル検索などで3大新聞の記事や週刊東亜、女性東亜、ウィークリー朝鮮のコンテンツを提供できなくなる。

また、メディアダウムのニュースのデータベースやダウムブロガ及びコミュニティなどの3社のかつてのニュースコンテンツも、契約終了時点から一定期間が過ぎれば、すべて削除されるものと見られる。

ニュース供給を中止する背景について東亜日報の関係者は、「昨年からニュースコンテンツの著作権の侵害防止などをポータルに要請してきた」とした上で、「ネイバーとは違ってダウムは、コンテンツコピー防止能力などが相対的に足りず、このような決定を下すことになった」と説明した。

朝鮮日報側も、「ダウムは、オンラインニュースのサービス改善のための相互協力がきちんと行われていないと判断し、ニュースの供給中止を決定した」とし、「最近、メディアダウムが事実上メディアとしての役割を果していながらも、編集者公開など、それに見合う責務を果たさなかったことも影響を及ぼした」と話した。

3大紙は、ダウムがこれまでニュースコンテンツを勝手に配置して社会的な世論の歪曲を招き、これにより3大紙の広告主に対する営業妨害まで発生した現状では、コンテンツの価値を守る必要があるという認識を持つようになった。

ダウムは最近の「お知らせ」で、3大新聞の記事供給契約が打ち切られた後に発生しうる著作権侵害の問題に関連して、利用者たちへの注意を促した。

ダウムはインターネット検索で記事のリストを提供し、これを通じて各メディアのホームページへとつながるニュース検索サービスの提供と関連しては、3大紙との追加交渉を進めているという。



nex@donga.com bookum90@donga.com