「残り6日間、全力を尽くし、仁川(インチョン)招致を実現する」
2014年仁川(インチョン)アジア大会招致委員会は17日午後7時半(韓国時間)、クウェートシティで行われる第17回アジア大会の招致決定に向けて大詰めを迎え、最後の票固めに入った。
招致委員会はアジア・オリンピック評議会(OCA)加盟45ヵ国のうち、すでに半分以上の支持を獲得しているとみている。
朴ダルファ招致委広報官は10日、「現在までに、23のOCA加盟国が仁川を支持しているものと把握している。インド・デリーを支持しているのは10ヵ国ほどだ」との認識を示した。
しかし、油断はできない状況だ。中国が最近、デリーを支持すると発表したうえ、浮動票が10ヵ国を上回っているからだ。
そのため、招致委員会は浮動票を取るために全力を尽くしている。
愼饁碩(シン・ヨンソク)招致委員長は最近、カザフスタンなどOCA加盟30ヵ国を訪問したのに続き、まだ支持を表明していないシリア、イランなどの中東国を訪問し、仁川への支持を訴えている。
愼委員長はOCA総会が始まる14日から、クウェート入りする各国の国家オリンピック委員会(NOC)委員長を相手に、大詰めの票確保に取り組む予定だ。
愼委員長は、「クウェートの韓国大使館と協議して各国NOC委員を夕食に招待し、仁川をアピールする作業を行い、仁川広報ブースも運営する計画だ」と話した。
安相洙(アン・サンス)仁川市長も12日にシンガポールを訪問し、バーレーンとカタールのNOC関係者に会い、16日にはクウェートで合流する。
一方、14年アジア大会の開催地決定は、無記名秘密投票で進められる。得票状況も秘密に付される。
beetlez@donga.com






