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「検事が虚偽陳述を強要」波紋…鎮火に出た検察 JUグループ事件

「検事が虚偽陳述を強要」波紋…鎮火に出た検察 JUグループ事件

Posted February. 07, 2007 07:05,   

検察のJUグループ事件で「虚偽陳述の強要」の事実が浮き彫りになり、6日ただちに国民に対する謝罪と該当の検事の人事措置などの素早い対応に出たことは、それほど事案が深刻だということを意味している。

検察が、事件の真相が明らかになる前に国民へ謝罪するような措置を取ったことは、異例なことだ。

ソウル東部地検は、同日午前までは「虚偽陳述を強要したのではなく、反語法を通じ真実を明らかにするよう要求した」ものとして、「虚偽陳述の強要は有り得ないし、あってはならないこと」だと解明していた。それとともに、録取録の「継ぎ合せ」可能性を提起した。

李春盛(イ・チュンソン)ソウル東部地検次長は、「前後部分を省いて脈絡を歪曲した部分がある」として、「JUグループ側が朱水道(チュ・スド)会長などの1審宣告を控え、裁判に影響を及ぼすための意図がある」と主張した。

実際、JU側の前職幹部である金氏が調査を受けながら、ボイスペンに密かに録音した内容は5時間分量であることが確認され、全体的な対話の流れや真義はまだ明確ではない。

しかし、検察の首脳部は、公開された一部の対話内容だけでも深刻な事案だと受け止めている。検察のある高位幹部は同日午前、今回の事件について当惑した表情を隠すことができなかった。

ソウル東部地検は先月末、金氏が録音したもので一部のマスコミを接触しているという諜報を手に入れたが、最高検察庁に報告せずに金氏と該当のマスコミを相手に独自の調査を行ったことが確認された。

検察の首脳部は同日の午前までも、ソウル東部地検が言い訳で一貫するような態度を見せると、直ちに同日午後、鮮于泳(ソンウ・ヨン)東部地検長に直接国民への謝罪をするよう求め、該当検事の人事措置、特別監察班の構成、監察調査の着手方針を明らかにした。

監察調査の結果、結局、真相が明らかになっても論争が続けば検察に対する信頼が一斉に落ちる危険性があると判断したものだ。まだ公開されてない録取録がさらにあり、追加暴露の可能性があるという点も働いたもとのされる。

ボイスペンの録音ファイルをマスコミに渡したことが確認されたA氏は、連合ニュースとの通話で「金氏が録音したファイルには李在淳(イ・ジェスン)前大統領査定秘書官と私を結びつけるために虚偽陳述を強要しながら、協力すれば他の不正事件を問題にしないという内容が録音されている」と主張した。

A氏はまた、「担当検事は金氏が最後まで協力しないと、後で崔(チェ)氏に金を受け取ったことを進めて金氏を追加起訴しており、崔氏も個人不正で起訴した」と話した。

A氏は「まだ公開されてない録音ファイルが2、3個か、あるいはもっとあるものと聞いている」と付け加えた。



woogija@donga.com