地上波ＤＭＢ事業者、６社を選定

放送委員会（盧成大委員長）は２８日、地上波デジタルマルチメディア放送（ＤＭＢ・Digital　Multimedia　Broadcasting）事業者に、ＫＢＳ、ＭＢＣ、ＳＢＳとＹＴＮ、ＤＭＢ、ＫＭＭＢ、韓国ＤＭＢ−ＣＢＳの６社を選定した。

地上波テレビの事業者群では、ＭＢＣが１０００点満点中８５５.４０点で１位を占め、ＳＢＳが８４６.２０点、ＫＢＳが８３０.４２点で後に続いた。ＥＢＳは８２５.２５点で脱落した。

非地上波テレビの事業者群では、ＹＴＮ、ＤＭＢが７７３.２５点、ＫＭＭＢ７０９.３６点、韓国ＤＭＢ７０２.４９点の順で選定された。ユーキューブメディア（６６８.８３点）、ＤＭＢコリア（６１９.５５点）、国民ＤＭＢプラス（６０８.８５点）は脱落した。

李孝成（イ・ヒョソン）放送委員会副委員長は、「選定された事業者から、送信網の共同使用、送発展寄金納付、事業計画履行などに関する覚書きなどの各種書類を受けた後、放送委員会全体会議で細部の許可推薦を論議して、早期に許可推薦書を交付する予定だ」と話した。

選定された事業者は来月中に、放送委員会の許可推薦と情報通信部の周波数使用許可を受ける。地上波テレビ事業者は５月中旬から、非地上波テレビ事業者は下半期に、それぞれ放送を開始する予定だ。

一方、李副委員長は、衛星ＤＭＢの地上波テレビ再送信問題について、「放送委員会が来月初めに決める」と述べた。

ＤＭＢは、移動中にも専用端末機を通じて、高画質高音質のテレビやラジオ放送を受信することができる次世代放送サービスだ。衛星を利用する衛星ＤＭＢと地上送信所を利用する地上波ＤＭＢがある。

suhchoi@donga.com