Go to contents

首相所属の苦情処理委、大統領所属の「オンブズマン」へ

首相所属の苦情処理委、大統領所属の「オンブズマン」へ

Posted February. 01, 2005 22:59,   

한국어

首相所属で1994年に設置された国民苦情処理委員会が、大統領所属の「国家行政オンブズマン」に再編される。

政府は1日、李海瓚(イ・ヘチャン)首相出席のもと閣議を開き、「オンブズマンの設置及び運営に関する法律案」を議決した。同法が2月の臨時国会で可決されれば、7月から施行される。

苦情処理委の関係者は、「これまで一線の行政機関は、苦情処理委を単なる民願処理機関程度に考えてきた」とし、「一般市民の権益侵害を效率的に救済するために、オンブズマンに再整備する」と説明した。

オンブズマンの是正勧告や制度改善勧告は強制力はないが、毎年大統領と国会にオンブズマンの運営状況を報告し、必要な場合には大統領と国会に特別報告をすることで、行政機関の「自発的履行」を圧迫できるようになった。

オンブズマンは特に、故意に業務を不当に処理した事実を発見した場合、監査院や監査機構に監査を依頼でき、また自治体にも市民オンブズマンを置くことができるようになる。

一方、政府は同日の閣議で、「韓流持続拡散のための支援対策」を発表した。対策によると、韓流コンテンツ人材を育成するための文化技術(Culture Technology)大学院が設置される。また韓流コンテンツ産業基盤強化のために、特殊目的会社(SPC)を設立することにした。

政府はまた、財政経済部、外交通商部、行政自治部、産業資源部の4省庁に対して、2人の次官を置く複数次官制を取り入れ、女性部を「女性家族部」に、建設交通部を「国土交通部」に改称して、文化観光部の青少年関連業務を、新設される首相所属の「青少年委員会」に移管する内容の「政府組職法案」も閣議決定した。



鄭用𨛗 yongari@donga.com