在韓米軍1万500人以上の身分証が、韓国の携帯電話販売業者らによって不正に使われたと、米軍が発行する星条紙(Stars and Stripes)インターネット版が30日報道した。同紙は独自に入手した1月4日付の米陸軍機密メモを引用してこのように報じ、現在韓国警察のサイバー犯罪捜査隊が捜査を進めているとつけ加えた。
同紙によると、韓国サイバー犯罪捜査隊は米軍兵士らが基地の近くで携帯電話を購入する際、韓国人の販売業者が兵士の身分証を日常的にコピーしていたと、米軍憲兵隊に通報した。
陸軍機密メモには、「サイバー犯罪捜査隊の捜査結果、携帯電話の販売業者らはコピーした米軍の身分証を非良心的な人に売り渡し、彼らは再びこの偽造身分証を使って携帯電話を開設した。これは本当の身分を隠そうする者のしわざだ」と書かれている。
メモにはさらに、「この2年間、サイバー犯罪捜査隊は韓国全域の米軍兵士の身分証約1万500枚が携帯電話の販売業者らによって不正に使われたことが確認された」と書いてある。
異鎭 leej@donga.com