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言論財団の朴理事長、連続任命拒まれたら退く

言論財団の朴理事長、連続任命拒まれたら退く

Posted December. 28, 2004 23:09,   

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韓国言論財団の理事会は28日、文化観光部(文化部)に任期3年の新理事長として朴紀正(パク・ギジョン)現理事長の任命を要請した。これに対し、文化部の愼庸彦(シン・ヨンオン)文化メディア局長は、「行政手続きには時間がかかるだろうが、『政治的には』すでに任命を拒否したもの」と述べ、文化部の任命拒否の姿勢を確認した。

▲文化観光部、どうして拒否するのか〓27日、記者団と会った鄭東采(チョン・ドンチェ)文化部長官は、「参加型政府では傘下団体長を連続任命しないのが人事原則」と述べ、拒否の理由を明らかにした。しかし、呉盈教(オ・ヨンギョ)KOTRA社長、高錫九(コ・ソクグ)韓国水資源公社社長を連続任命した例がある。鄭長官はこれに対し、「参加型政府の人事原則は法で明文化されているわけではないが、行政行為として(法に準じる)権限を持つ」と主張した。

しかし、文化部のある高官は、「連任不可」という原則よりは「(朴理事長が)大統領府の望まない人物であるというのが理由」とし、(朴理事長の)再選直後から困惑した表情を隠せなかった。

鄭東采長官は27日、自分が直接盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の言論政策顧問を務めた徐東九(ソ・ドング)前KBS社長を理事長の候補として薦めたと明らかにし、「政府の支援を受けている財団に政府とコードの合う人物が選任されるのは当然なことではないか」と述べた。

▲任命拒否の後どうなるか〓言論財団の理事会が新しく理事長を選出しなければならない。言論財団は30日、非常任理事3人の選出のため、すでに理事会を招集している状態。朴理事長は任命申請以後、「手続きをきちんと守ろうというのが私の本来の意図だったので、任命が拒否された場合でも、退いた後、その是非を問う法的対応はしない」と述べた。



鄭恩玲 ryung@donga.com