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北朝鮮・開城工団製品に「メードインコリア」表示へ

北朝鮮・開城工団製品に「メードインコリア」表示へ

Posted December. 28, 2004 22:49,   

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早ければ来年2月から、北朝鮮の開城(ケソン)工業団地で生産される製品の原産地が「韓国産」か「韓国産(開城)」と表示される。現在は「開城工業地区」と記されている。

関税庁は、このような内容を盛り込んだ「開城工業地区の搬出搬入品および通行車両の通関に関する告示制定(案)」を作成し、関係省庁の意見を収集してから、来月15日に確定することにしたと、28日明らかにした。

制定案によると、関税庁は韓国で生産、供給した材料などを使い、開城工業団地で生産した物は一時搬出入品と認め、国内産としてみなして原産地を「Made in Korea」または「Made in Korea(Gaesong)」と表示することにした。ハングルでは「韓国産」または「韓国産(開城)」と表記される。

関税庁はまた、開城工業団地からの搬入品の通関は、京畿道坡州市郡内面都羅山里(キョンギト・パジュシ・クンネミョン・トラサンリ)の民間人統制区域内にある京義線(キョンウィソン)鉄道の最北端駅である都羅山駅の周辺で行うことにし、搬出入品はコンテナや蓋のある貨物車を利用することを義務付けた。

関税庁の関係者は「制定案について北朝鮮側と話し合いができる相応しい対話チャンネルがない上、原産地表記などは国際通商の慣例上、輸入国が決めることになっている。韓国側が決めた内容を北朝鮮側も受け入れるものとみられる」と述べた。

一方、(株)リビングアートは27日、開城工業団地で作った鍋1000セットを国内に持ち込み、来月中旬にソウル市内のデパート数ヵ所で販売する予定だ。



黃在成 jsonhng@donga.com