「天敵はない」オリオンスがＴＧジンクス破る

オリオンスが２２ヵ月ぶりにＴＧ三宝（サンボ）を下して「天敵ジンクス」を見事に破った。

オリオンスは１２日、大邱（テグ）で行なわれた２００４〜２００５エニコールプロバスケット正規リーグのＴＧ戦でネイト・ジョンソン（３４得点・１１リバウンド）の活躍に支えられ８９−８１で勝った。

これで前回のシーズンでの６戦全敗に続いて、今シーズンでも２連敗に陥っていたオリオンスは、正規リーグのＴＧ戦８連敗から脱出した。プレーオフまで入れると１０連敗脱出だ。

第３クォーターを６５−５７でリードしたオリオンスは第４クォーター序盤、ヤン・ギョンミン（１４点）の３点シュートが的中したＴＧに追い上げられ、試合終了４分３８秒前に７１−７３と逆転された。この危機的状況で投入されたジョンソンは、フリースローで１点を追加したあと、３点シュート２本を相次いで成功させ、再び逆転させた。

オリオンスの候補センター、李ウンホは「びっくり先発」で３５分間出場。１４得点に７リバウンドを記録し、期待以上のプレーで勝利に貢献した。また金スンヒョンは１２得点にアシスト７をマーク、ロバート・ジャクソンは第４クォーターで７得点に１２リバウンドだった。

蚕室（チャムシル）では、三星（サムスン）がシーズン第２戦で３４点差の完敗を喫したＫＣＣを８１−７３で破り、３連敗を脱した。ＫＣＣの「コンピューターガード」李サンミンは前日の電子ランド戦でアシスト１０をマークし、姜東煕（カン・ドンヒ）ＬＧコーチが保有していた通算最多アシスト記録（２２０２）を破った。

田昶　金鍾錫 jeon@donga.com kjs0123@donga.com