Go to contents

「ドイツの戦車砲は俺に任せろ」 世界ユース選手権

「ドイツの戦車砲は俺に任せろ」 世界ユース選手権

Posted November. 27, 2003 23:14,   

「全身が砕けてもドイツの戦車砲を阻止する」

サッカーの2003世界ユース選手権(20歳以下)で韓国の初戦の相手・ドイツはF組最強だ。このため、30日行われるドイツとの試合で韓国の朴成華(パク・ソンファ)監督はマジノ線を引き分けに決めた。

「戦車軍団」ドイツとの1次戦を控えて最もプレッシャーを感じている選手はGKの金ヨングァン(全南ドラゴンズ、20)。金は6試合連続無失点の鉄壁守備を続けている、いわゆる「クモの手」だ。

27日、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ・アルダイエル・スポーツシティーで練習を終えた金ヨングァンは、1次目標のベスト16入りが自分の手にかかっていることを意識しているように、「私がゴールを許さなければ、最低引き分けにはなる」と自信をみせた。

金の体調は最高潮。五輪代表チーム(23歳以下)でもレギュラーを確保している金は先月ユース代表が召集されて以来、南北親善試合と韓日強化試合、水原カップ、エジプトとの強化試合まで連続無失点の堅い守備を誇り、ユース代表チームの無失点・無敗行進をリードしている。

朴監督も「4バック守備ラインの組織力で金がリードする部分が大きくなった。これまでの試合で1ゴールも許していないのは何よりもGKの力が大きかった」と賞賛を惜しまない。1m85、80kgの身体条件に、生まれつきのボール感覚と冷静さ、一足早い判断力を併せ持っていると評価されている。

金ヨングァンが守りの核とすれば、攻めの核は崔成国(チェ・ソングク、蔚山現代、20)だ。10月7日の五輪予選香港戦で、鎖骨を痛めた崔は23日、エジプトの試合後半に短い間投入され、肩に衝撃吸収用スポンジを当てた状態でミニゲームで連続ゴールを決めていた。

崔成国は「体調は9割程度で、もう他の選手に肩をぶつけられても大丈夫になった。最初はトラップなどのときにも思わずけがしたところを避けてプレーしたりしたが、今は要領よく避ける方法が分かった」と自身満々の様子。朴監督は崔成国を後半の切り札に使う計画。

また、昨年トンブク高を卒業し、ドイツのFCケルン・ユース・チームで1年余り活躍したクォン・ジプ(水原三星、19)がプレーメーカーとして中盤を指揮する。

「戦車軍団」ドイツが強いのは事実だ。しかし、このニュー世代の戦士3人さえいれば、決して「越えられぬ壁」ではないはずだ。



梁鍾久 yjongk@donga.com