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ラムズフェルド国防長官、ハイテク戦から退場か?

ラムズフェルド国防長官、ハイテク戦から退場か?

Posted April. 01, 2003 22:51,   

「ラムズフェルドからパウエルに?」

米地上軍のバグダッド進撃の時期をめぐり、米国防総省と陸軍の意見が鋭く対立している。

その中心には、開戦から13日目を迎える、いわゆる「ラムズフェルド式ハイテク戦争」に対する評価の問題が位置づけられている。評価結果次第でバグダッド進撃の時期が決まってくるからだ。

「ラムズフェルド式戦争」は、ラムズフェルド米国防長官が数年がかりで推進してきた「米軍戦力の改革」構想に基づく未来戦争戦略をいう。

今回の戦争に見られるように、超精密ミサイルと空軍力を戦争の中心に位置づけ、特殊部隊を最大限活用する一方で、地上軍は軽量化した少数精鋭で十分だというのだ。

ところが、ワシントンポストなど米国の主要マスコミは1日付で、地上戦がこう着状態に陥ったことで、米陸軍は圧倒的な火力と兵力の数をもとに攻める伝統的な戦略への復帰を望んでいる、と報じた。

つまり、空爆で共和国防衛隊を焦土化し、第4歩兵師団の合流などを通じて圧倒的な兵力を整えた後に、本格的な地上戦を展開しようというのだ。

これは、ラムズフェルド長官のライバル関係にあるパウエル国務長官が合同参謀本部議長として指揮をとった1991年当時、湾岸戦争での戦略だった。

これについて、パウエル長官は直接のコメントを控えているものの、マスコミから陸軍指揮官の評価を求められると「この私が訓練した人たち」だと述べ、間接的にエール送った。

ハイテク兵器を駆使した「衝撃と恐怖」の効果が予想以上に優れないのも、陸軍指揮官たちの意見に説得力を持たせている。

米政府とマスコミも、度々「いかに未来の最先端戦争とはいえ、結局のところ勝敗は『火力と兵力』によって決まってくる」と指摘している。

一方、ラムズフェルド長官の側近から、早ければ今週中に共和国防衛隊との全面戦に踏み切るだろうといった発言がささやかれている。陸軍側の要求をきいていては、バグダッドへの進撃準備だけで数週間を要するというのだ。

さらに側近たちは、すでに共和国防衛隊の半分以上の戦力が弱っていると主張している。

これに関して、イラクに駐留している米軍大佐の一人は、1日、ニューヨークタイムズとの会見の中でラムズフェルド長官について語り、同長官を敵国の政治、軍事的な現実を無視して失敗に終ったベトナム戦敗戦の主役、マグナマラ元国防長官のようだと語った。



李基洪 sechepa@donga.com