ゴルフスターの宣伝効果はどれくらいだろうか。
「スーパーピーナッツ」こと金美賢(キム・ミヒョン)のメインスポンサーのKTFは6日、「金は今年、KTFに2000億ウォンの宣伝効果をもたらした」と発表した。これが本当なら、99年、金と「3年間10億ウォン」の契約を結んだKTFとしては、そろばん勘定ではなかなかうまい商売をしたことになる。
しかし、今年末で契約が切れる金とKTFは、まだ契約更新の交渉を続けている。金側は「1年10億ウォンの5年契約」を求めているが、KTF側は「KTFは公営企業で、社長の任期も2〜3年に過ぎないため長期契約は無理。契約金も1年8〜9億ウォン以上は難しい」と難色を示している。
朴セリが、96年末に10年間の長期契約(契約総額8億ウォン)を結んだ三星(サムスン)と今年初めに決別したのも「選手に見合った契約金」に対する双方の考え方に相違があったからだ。スポーツマーケティングの専門家は、朴セリが98US女子オープンで優勝した時、朴セリのマーケティング効果を少なくとも2億ドルから最大5億ドルまで予想し、三星も同様の内容を発表したことがある。
しかし、「大スター」になった朴セリが新たに要求した条件(80〜100億ウォン)をすんなり受け入れる企業は、国内はもちろん海外にもなかった。このため、朴セリはメインスポンサーなしでテーラーメイドと用品使用契約(3年間30億ウォン)を結んだだけだ。
一方、タイガーウッズ(米国)は「動く広告」と呼ばれ、豪勢な待遇を受けている。ウッズが昨年から5年間、毎年スポンサーから受け取る金額は5400万ドル。特に96年にウッズと契約を結んでから売り上げが倍増した「ナイキ」は、2005年まで毎年2000万ドル、計1億ドルの再契約書にサインした。
朴セリ、金美賢とウッズの差はここにある。朴セリと金美賢の宣伝効果は関連記事やテレビ放送量を広告費に換算した抽象的な金額だが、ウッズはスポンサーの売り上げ増加という確実な資料を手に交渉テーブルに座っているわけだ。
問題はいいかげんな計算法にある。選手の宣伝効果は売り上げ増加額など具体的な数字をもとに、合理的な方法で算出した金額であるべきだ。既存の計算法では、スポンサーと選手が別々の計算となるしかない。
安永植 ysahn@donga.com






