「ヒディンク監督は、果たしてやってくれるだろうか」
韓国サッカー代表チームのフス・ヒディンク監督が4日、釜山(ブサン)ワールドカップ(W杯)スタジアムで行われるポーランド戦を手始めにして、彼の指導力が本格的に試されることになる。
ヒディンク監督は、98年のフランス大会でオランダを準決勝に進出させ、スペイン最高のレアルマドリードチームを率いた、誰もが認める世界的な名監督。その彼が昨年初め、アジアの国、韓国のW杯代表チームに赴いた時、世界中のサッカー専門家らは、いぶかしげな眼差しで眺めていた。W杯本大会へ5回も進出しながら、1勝も上げていない韓国チームを担当して、自らの名声に大きな汚点を残しかねないというのに、なぜそのような決定をしたのか、という雰囲気が圧倒的だった。
あれから1年6ヵ月。ヒディンク監督は、さまざまな困難の中でも「ベスト16入り」という国民の念願をかなえるため、自らのポリシーに従って韓国チームを率いてきた。そうして、戦力を一段アップグレードさせたとの評価も受けている。
しかし、W杯の舞台は、決して甘くはない。ポーランド戦を前に、世界の有力なマスコミはもとより、世界のサッカーフアンが韓国の試合に関心を寄せている理由の一つに、W杯を通じて、こうしたヒディンク監督の「実験」が、果たして成功したのかを確認したいからでもある。
ヒディンク監督個人としても、いつも以上にポーランド戦に全ての神経を集中させている。ポーランド戦の行方によって、自らの「ネームバリュー」も変ってくる可能性があるからだ。成績だけで評価される厳しい勝負の世界で「ヒディンク師団」がベスト16入りを果たせるとすれば、ヒディンク監督は「さすが名監督」との評価を受けるのは当然。あちこちからラブコールが殺到するだろう。もちろん、その逆のケースも想定できる。
ヒディンク監督がW杯後、どのような評価を受けるかは、即ち韓国サッカーの明暗と直結する。
yjongk@donga.com






