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主演男優・女優賞に黒人…「人種の壁」崩れるー米アカデミー賞

主演男優・女優賞に黒人…「人種の壁」崩れるー米アカデミー賞

Posted March. 26, 2002 10:16,   

21世紀初のアカデミーは「ブラックアカデミー」だった。今年のアカデミーはまた、1つの作品に多くのオスカートロフィを与える代わりに、作品別にくまなく割り当てることで、今までは決まって出てきた是非をなくした。

25日午前(韓国時刻)、ロサンゼルスのコダック・シアターで開かれた第74回アカデミー授賞式で、1972年アカデミー映画祭が始まって以来はじめて、黒人女優のハル・ベリーが主演女優賞を受賞した。

また、デンゼル・ワシントンが、1963年にシドニー・ポワチエが黒人初の主演男優賞を受賞して以来39年ぶりに主演男優賞を受賞し、史上初めて主演男優賞と女優賞をともに黒人俳優が受賞した。

これに加え、ポワチエが黒人としてははじめて、アカデミー名誉賞まで受け、黒人俳優はこれまで「白人の祭典」だったアカデミーへの念願が叶った。

今回の授賞式はまた、これまでゴールデン・グローブ賞の受賞者が、ほとんどアカデミー賞も受賞してきた前例を破り、ゴールデングローブの主演男・女優賞の受賞者だったラッセル・クロウとシシー・スペイセクともに受賞に失敗、黒人に対する「人種的配慮」であり、「政治的決定」だという分析も出ている。

「黒人突風」の雰囲気をあらかじめ感知したかのように、今年の授賞式の司会を務めた黒人女優のウピー・グールドバーグは、作品賞のノミネートを紹介しながら「15人の貴族と家来のうち、黒人はたったの1人だった」(『ゴスフォード・パーク』)「ホビット族の中には黒人はなかった」(『指輪物語』)など、「意味のある冗談」を投げかけ、目を引いた。

最もアカデミー的な映画という評価を受けたロン・ハワード監督の『ビューティフル・マインド』は、作品賞と監督賞、助演女優賞、脚色賞の4つの主要部分での受賞で甘んじざるをえなかった。

13の部門にノミネートされた『指輪物語』は、撮影賞など4つの部門での受賞にとどまり、コンピューターグラフィックの多い「ファンタジー映画」には甘くないアカデミーの好みを改めて示した。

今年初めて新設された長編アニメ部門では、『シュレック』が「アニメの名家」であるディズニーの『モンスターズ・インク』を抜いて初のオスカーを受賞した。



康秀珍 sjkang@donga.com