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南米選手権、南米か北中米か

Posted July. 28, 2001 09:23,   

「大陸のプライドをかけて・・・」。

2001南米選手権(コパ・アメリカ)の決勝戦が南米と北中米の一番勝負になりそうだ。27日、コロンビアのマニサレスで開かれた大会準決勝戦。

紆余曲折を経た開催国コロンビアが、看板ストライカーのビクトール・アリスティサバルのゴールで「強豪キラー」ホンジュラスを2対0で破り、5試合連続無失点で決勝に出場する。これで、30日ボゴタで開催される決勝戦は、南米代表のコロンビアと北中米代表のメキシコの対決になる。

この日の試合は、ホームチームの観衆の一方的な応援に支えられたコロンビアの絶対的優勢。

予選3連勝を含めて決勝トーナメント出場で、4連勝無失点を続けていたコロンビアは、この日も試合開始とともに積極的な攻勢をかけ、5分間およそ4シュートを飛ばしてホンジュラスを圧倒した。

初ゴールの主人公は、コロンビアのベドヤ。前半6分、ペナルティー地域の左側を突破していたベドヤは、相手の守備の隙を狙って、透かさず左足のシュートを飛ばし、先制ゴールを決めた。攻撃を強めていたコロンビアは、後半20分にアリスティサバルがクリサレスがパスしたボールを胸で止めた後、すぐゴールを決め、勝負に終止符を打った。

アリスティサバルはこの日まで合わせて、6ゴールを記録、決勝トーナメントで脱落したコスタリカのパウロ・ウァンチョペを1ゴールの差で抜いて、本大会の最高得点の有力候補となった。本大会の「波乱の主人公」ホンジュラスは、前半30分にアマド・ゲバラの中距離シュートから巻き返しを図り、後半4分フリオ・レオンが決定的なフリーキックを飛ばしたが、ボールが相手のクロスバーに当たって跳ね返るなど、運が伴わなかった。



bae2150@donga.com