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韓国がエクアドル破り2大会連続の8強進出、準々決勝の相手はナイジェリア

韓国がエクアドル破り2大会連続の8強進出、準々決勝の相手はナイジェリア

Posted June. 03, 2023 08:33,   

Updated June. 03, 2023 08:33

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韓国が国際サッカー連盟(FIFA)20歳以下(U-20)ワールドカップ(W杯)で2大会連続ベスト8入りを果たした。

U-20サッカー国家代表チームは2日、アルゼンチンのサンティアゴ・デル・エステロスタジアムで行われたエクアドルとの決勝トーナメント1回戦を3-2で勝利しベスト8入りを果たした。これで韓国は史上最高成績の準優勝を果たした2019年大会に続き、2大会連続で8強進出を果たした。韓国は2019年大会でもエクアドルと準決勝で対戦したが、当時1-0の勝利を収め決勝に進んだ。

韓国がU-20W杯8強に進出したのは通算6度目。今大会にはアジアで4ヵ国が出場したが、8強に進んだのは韓国だけだ。日本とイラクは1次リーグで敗退し、ウズベキスタンは決勝T1回戦でイスラエルに0-1で敗れた。韓国は5日午前2時30分、ナイジェリアと準決勝進出を争う。ナイジェリアは決勝T1回戦で開催国で大会通算最多優勝(6回)のアルゼンチンを2-0で破った。韓国とナイジェリアはこれまでU-20W杯で2度(05、13年)対戦し、1勝1敗を記録している。

エクアドル戦で韓国は前半11分にイ・ヨンジュンが、19分にはペ・ジュノが相次いでゴールを決め2-0とリードしたが、前半36分にはPKで1点を奪われた。韓国は後半3分、DFチェ・ソクヒョンが頭でネットをこじ開けて3-1とした。後半39分にもう1点を許したが、追加失点なしに試合を終えた。今大会開幕に先立ちFIFAが韓国代表チームで「注目すべき選手」に挙げたペ・ジュノは同日、イ・ヨンジュンの先制ゴールをアシストし、1ゴール1アシストの活躍をした。FIFAは、「ペ・ジュノの明晰さが韓国を8強に導いた。ペ・ジュンホは2度の特別なタッチでエクアドルDFを戸惑わせてゴールを決めた」と伝えた。ペ・ジュノは試合後「負傷でグループリーグの試合をまともにプレーできずチームメイトたちにすまない気持ちがあった」とし、「頑張ろうという気持ちよりは必至で走ろうという考えで出たが、試合がうまくいった」と話した。

同日、韓国の3点目となったチェ・ソクヒョンのゴールをアシストした主将イ・スンウォンは、今大会の攻撃ポイント(1ゴール3アシスト)を4に増やした。イ・スンウォンがCKで上げたボールをチェ・ソクヒョンが頭で向きを変えてゴールに押し込んだ。イ・スンウォンはフランスとのグループリーグ初戦で1ゴール1アシストの活躍で2-1の勝利に貢献した。2-2で引き分けたホンジュラスとの1次リーグ第2戦でもCKでアシストを記録し、韓国の敗北を防ぐのに役立てた。韓国は今大会4試合で7ゴールを決めたが、このうち4ゴールがイ・スンウォンの足から生まれた。

U-20代表の金殷中(キム・ウンジュン)監督は、「トーナメントは敗れたら次の試合がないので、今日が最後になるかもしれないと選手たちに言い聞かせたが、選手たちはよくついてきてくれた」とし、「大会が南米大陸で開かれて有利なエクアドル選手たちが自信に満ちていたので、うちの選手たちが苦労したが、最後まで集中力を失わずに締めることができた」と話した。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com