Go to contents

マスク氏、半導体自立へ 「テラファブ」に最大174兆ウォン投資

マスク氏、半導体自立へ 「テラファブ」に最大174兆ウォン投資

Posted May. 09, 2026 07:46,   

Updated May. 09, 2026 07:46


イーロン・マスク氏が率いる宇宙企業スペースXが、超大型半導体工場「テラファブ(Terafab)」の建設に向け、最大1190億ドルを投じる計画であることが分かった。

7日(現地時間)、米紙ニューヨーク・タイムズやウォール・ストリート・ジャーナルなどによると、米テキサス州グライムズ郡に提出された公聴会の公告文には、マスク最高経営責任者(CEO)が推進する「テラファブ」プロジェクト第1段階の投資額が最低550億ドル(約80兆7000億ウォン)と明記されている。追加建設費まで含めた総投資額は、最大1190億ドル(約174兆6000億ウォン)に達する見通しだ。通常、先端半導体工場の建設費が100億~300億ドル程度である点を踏まえると、破格の投資規模となる。グライムズ郡は同プロジェクトについて、「米国内の半導体生産能力を飛躍的に拡大する投資だ」と評価した。

「テラファブ」は、スペースX、テスラ、xAI、インテルが共同で進めるAI半導体生産プロジェクト。外部委託生産のみに依存していては、今後爆発的に増加する半導体需要に対応できないとの危機感から始まった。テスラのヒューマノイドロボットや、スペースXの宇宙データセンターなどに搭載される中核半導体を自社生産する構想だ。

半導体大手インテルにとっても重要なプロジェクトとなる。インテルは先月、同プロジェクトへの参加を表明し、自社の最新「14A」工程技術を適用して、「超高性能半導体の設計・生産・パッケージングを大規模に手掛ける」との方針を示した。これはインテル14A工程として初の大型顧客獲得事例となる。業界では、これまでファウンドリ(半導体受託生産)事業拡大に苦戦してきたインテルが、マスク氏という大型顧客を確保したことで、巻き返しに向けた決定的契機を得たとの見方が出ている。

マスク氏も3月、X(旧ツイッター)でテラファブ計画について、「ロジック半導体、メモリ、先端パッケージングを一つの屋根の下に統合する、史上最大の半導体製造プロジェクトになるだろう」と投稿した。スペースXは今回の計画に関連し、固定資産税減免も申請しており、関連公聴会は来月3日に予定されている。


ハン・チェヨン記者 chaezip@donga.com