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「次はない」と繰り返し猛練習、サッカー女子代表守護神のキム・ジョンミが語るW杯への意気込み

「次はない」と繰り返し猛練習、サッカー女子代表守護神のキム・ジョンミが語るW杯への意気込み

Posted May. 25, 2023 08:53,   

Updated May. 25, 2023 08:53

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「最後だと思えば切実になる。今の私がそうです」

最近、仁川市西区(インチョンシ・ソグ)の現代(ヒョンデ)製鉄総合運動場で会ったGKキム・ジョンミ(キム・ジョンミ、39)に7月20日から開かれる2023年国際サッカー連盟(FIFA)豪州・ニュージーランド(NZ)共催の女子ワールドカップ(W杯)に向けた意気込みを尋ねると、このような言葉が返ってきた。

キム・ジョンミは韓国女子サッカーの生きた伝説だ。19歳だった03年6月、アジアサッカー連盟(AFC)女子選手権で代表デビューしてから20年間、代表戦135試合を消化した。池笑然(チ・ソヨン=32、水原FCウィメン)、チョ・ソヒョン(35=トッテナム・ホットスパーFCウィメン)の144試合出場に次いで多い。2003年米国W杯と2015年カナダW杯でも守護神として出場した。豪州NZW杯はキム・ジョンミの最後のW杯になるかもしれない。しかし、キム・ジョンミは「コリン・ベル代表監督は、年齢は重要ではないと言ったが、自分も年齢高い選手に対する偏見を破りたい」と話した。FIFA女子サッカーランキング17位の韓国はドイツ(2位)、コロンビア(26位)、モロッコ(73位)とH組に属している。歴代最高成績の2015年大会ベスト16以上を狙っている。

キム・ジョンミの話をする時、北朝鮮が欠かせない。韓国は女子サッカー強豪の北朝鮮を相手に1勝3分け15敗で劣勢だ。2005年の東アジア連盟カップで1-0で勝ったのが唯一の勝利だ。当時、キム・ジョンミはゴールキーパーの手袋をはめて「クリーンシート(無失点)」を作成した。その後、キム・ジョンミは北朝鮮が嫌う選手になった。2017年の東アジアサッカー連盟のE-1選手権で、北朝鮮関係者は韓国戦を控えて、「GKキム・ジョンミは使い過ぎじゃないか。いつまで出場させるのか」とプレッシャーを隠さなかった。

キム・ジョンミは2016年、GKとしては男女を通じて初の大韓サッカー協会「年間最優秀選手」にも選ばれた。2004年に現代製鉄のユニホームを着たキム・ジョンミは昨年、所属チームの女子実業サッカーWKリーグ10連覇に貢献した。WKリーグ現役最年長であるキム・ジョンミは、変わらぬ活躍の秘訣として「指導者たちのアドバイスをよく聞いたおかげ」と話した。キム・ジョンミは、「選手たちが若い時は回復に役立つ準備、補強、仕上げ運動などを疎かにしやすい。私はこのような基本的な運動を一度も欠いたことがない」とし、「些細な助言も自分のものにしながら良い結果につなっがったと思う」と話した。

キム・ジョンミは2019年フランスW杯を控えてアキレス腱を負傷した。W杯出場が挫折し、引退を悩んだ。しかし、今回も指導者たちのアドバイスを受け、ウェイトトレーニングを通じて筋力補強に集中した。キム・ジョンミは「負傷から帰ってきたが、コーチたちが『キックがもっと良くなった』と褒めてくれた。引退という言葉を消して4年間一生懸命走った」と話した。

代表チームのGKキム・ジョンミは今回のW杯を控え、ユン・ヨングル(36=BKヘッケンFF)と主力DFの座をめぐって競争している。先月、国内で行われたザンビアとの親善試合2試合で、キム・ジョンミとユン・ヨングルは1試合ずつGKグローブをはめた。キム・ジョンミは「ベル監督が代表チーム内の競争を選手たちが不快に思わないよううまく雰囲気を作ってくれる」とし、「競争というよりはそれぞれが常に良いコンディションを維持するために集中し、チームにシナジー効果が出る」と話した。

インタビューが終わる頃「切実さ」という言葉を再び持ち出したキム・ジョンミは、「切実になれば練習から心構えが変わる。『次はない』という考えで普段ならあきらめたはずの練習も全て消化する。このような切実さがチームに役立つことを願う」と話した。


金培中 wanted@donga.com