
エチオピアの韓国戦争参戦勇士、テスファイ・アスママウさん(95)と参戦勇士の子孫34人でつくる「カグニュー合唱団」が、22日から来月27日まで社団法人「温かい一日」の招きで来韓する。国家報勲部(報勲部)が21日明らかにした。
LGが航空券や宿泊費など来韓費用の全額を支援する。「カグニュー(Kagnew)」は韓国戦争当時、アフリカで唯一地上軍を派遣したエチオピア軍の部隊名で「敵を破壊する者」という意味だ。エチオピアは最精鋭の皇室近衛隊約6000人を派兵し、江原道華川(カンウォンド・ファチョン)や鉄原(チョルウォン)など最前線で253戦253勝という百戦百勝の神話を築き、捕虜を1人も残さなかった。この過程で隊員122人が戦死し、536人が負傷した。
アスママウさんは1953年4月から1年間参戦した。エチオピア参戦勇士の子孫でカグニュー合唱団員のアメン・ブカイェフさん(11)は、2024年に韓国の民間団体の支援で心臓病手術を受け、新たな命を得たマフリク・ブカイェフさんの実妹だと報勲部は伝えた。
カグニュー合唱団は24日、ソウル汝矣島(ヨイド)の国会で開かれる国際報勲・平和プロジェクト音楽会や、25日に京畿道水原(キョンギド・スウォン)で開かれる韓国戦争76周年記念式など、さまざまな日程をこなす。25日にソウル蚕室(チャムシル)野球場で行われるLGツインズと三星(サムスン)ライオンズのプロ野球の試合では、愛国歌(韓国国歌)を歌う予定だ。
30日には大韓民国武功受勲者会が主管する韓国・エチオピア大学生交流行事の発足式と、2泊3日の戦跡地探訪が行われる。大韓民国傷痍軍警会が用意したユネスコ世界文化遺産の水原華城(スウォンファソン)見学やテコンドー修練など、韓国の精神と文化も深く体験する。
合唱団は来月27日、国連軍参戦の日記念公演を最後に36日間の日程を終える予定だ。権五乙(クォン・オウル)報勲部長官は、「75年前のカグニュー部隊の英雄たちの犠牲は、今日私たちが享受する自由と平和の礎だ」とし、「その子孫の訪韓と美しい合唱を通じ、両国の未来世代が平和と友情の価値を分かち合う意義深い機会になることを期待する」と述べた。
尹相虎 ysh1005@donga.com






