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米国、クォン・ドヒョン容疑者を証券詐欺など8つの罪で起訴…韓国では背任など7つの容疑を捜査

米国、クォン・ドヒョン容疑者を証券詐欺など8つの罪で起訴…韓国では背任など7つの容疑を捜査

Posted March. 25, 2023 08:40,   

Updated March. 25, 2023 08:40

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韓国と米国の司法当局は、テラフォームラボ代表のクォン・ドヒョン容疑者に対し、それぞれ少なくとも7、8件の罪を適用している。クォン容疑者の逮捕で捜査が本格化すれば、容疑が増える可能性が高いという観測が出ている。

24日、法曹界によると、昨年9月、クォン容疑者に対する逮捕状を発行した検察は、当時、資本市場法違反(詐欺的不正取引、公募規制違反)、詐欺、背任、電子金融取引法違反、類似受信、特定金融取引情報法違反の7つの容疑を適用した。検察の関係者は、「クォン容疑者を調査する前に把握した一部の疑惑に過ぎず、直接呼んで取り調べを行えば、疑惑および罪名が増える可能性が高い」と説明した。

検察は、引き続き韓国国内に滞在してきたクォン容疑者の側近兼テラフォームラボの共同創業者であるシン・ヒョンソン・チャイコーポレーション総括代表に対しても、昨年末に拘束令状を請求した。しかし、当時、裁判所が棄却した。資本市場法を適用するためには仮想通貨の「証券性」が認められなければならないが、「仮想通貨=証券」という前例がないためだという分析が提起された。

米ニューヨーク南部連邦地方検察庁は、23日(現地時間)公開した控訴状で、クォン容疑者の罪を詐欺共謀、詐欺および市場操作共謀、商品詐欺、証券詐欺、電信詐欺など8つにわたると指摘した。特に商品、証券、電信詐欺については、各々疑惑時期を2019~2022年、2021~2022年の2回に区分して6つに適用した。

ブルームバーグ通信はこれとは別に、米当局は、昨年11月に破産した米仮想通貨取引所FTXとテラおよびルナの連携についても調査していると報じた。

クォン容疑者が、もしモンテネグロから米国に先に送還されれば、ホワイトカラーの金融犯罪捜査で有名なニューヨーク南部地検が捜査を担当するものとみられる。現在、裁判が行われているFTXの元創業者サム・バンクマンフリードに対する捜査もここで引き受けた。


イ・チェワン記者 ユ・ウォンモ記者 chaewani@donga.com · onemore@donga.com