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韓国・伊、AI・宇宙・半導体で協力 「科学強国イタリア、技術強国韓国の相乗効果」

韓国・伊、AI・宇宙・半導体で協力 「科学強国イタリア、技術強国韓国の相乗効果」

Posted January. 20, 2026 09:45,   

Updated January. 20, 2026 09:45


李在明(イ・ジェミョン)大統領とイタリアのメローニ首相は19日、大統領府で首脳会談を行い、人工知能(AI)、航空宇宙、半導体、重要鉱物資源などの分野で産業協力を強化することで合意した。両国は会談を機に、半導体産業協力に関する覚書(MOU)など計3件のMOUを締結した。李氏が先月29日に青瓦台に復帰して以降、初めて迎えた外国首脳であり、李政権発足後、最初に訪韓した欧州首脳となる。

●李氏「科学強国のイタリア、技術強国の韓国、相乗効果創出」

李氏は会談直後の共同記者発表で、「戦略的パートナー関係という名称にふさわしい未来志向の水準へと両国関係をさらに発展させていくことで一致した」と述べた。メローニ氏は「産業と経済全般について最善を尽くすことを約束する」とし、「改めて韓国との強固な同盟関係を維持していきたい」と述べた。

両首脳は、貿易、科学、文化および人的交流、世界の平和と安定の4分野で協力を強化することで合意した。李氏は「貿易分野での協力は、両国の経済規模とブランド力に見合う水準へ、さらに拡大する」とし、「両国企業が参加する韓国・イタリア・ビジネスフォーラムを、新たな機会創出の場であり、企業の悩みを聞く窓口として活性化させることで一致した」と述べた。

科学分野について李氏は、会談冒頭発言で「科学強国としてのイタリアの伝統的な強みと、技術強国である大韓民国の核心DNAが結びつけば、両国は大きな相乗効果を生み出せる」と強調した。

両首脳が別途採択した「大韓民国とイタリア共和国間の共同報道声明」には、「両首脳は韓半島の完全な非核化と恒久的な平和および安定の実現に向けた意思を再確認した」と明記された。李氏は「両国は国際舞台で価値を共有し、グローバルな課題に共同対応する友好国だ」とし、「韓半島の緊張緩和を超え、世界の平和という価値を共に守っていく」と強調した。

また、来月開催される2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪を機に、友好関係の増進を図ることでも一致した。李氏は「メローニ首相に、イタリアを訪れるわが国選手団と国民の安全に特段の関心を払ってほしいと要請した」とし、「選手村を直接訪問すると約束してくれたことに、特別な感謝を表したい」と述べた。

両国は同日、半導体産業分野の協力MOUのほか、災害管理および市民保護協力、文化遺産と景観保護に関する計3件のMOUを締結した。半導体分野のMOUには、両国間のビジネス協力や供給網関連情報の共有を活性化する内容が盛り込まれている。

●李政権初の欧州首脳、訪韓

李氏は会談冒頭で、「わが政府発足後、初めて訪韓する欧州首脳だ」とし、「大統領執務室を一時移転してから元の場所であるここに復帰してまだ日が浅いが、復帰後に最初に訪れた首脳でもある」と歓迎した。これに対し、メローニ氏は「これほど近い関係にもかかわらず、過去19年間、首相の訪韓がなかったことに少し驚いた」とし、「ここを訪れた最初の欧州の指導者であることをうれしく思う」と応じた。

両首脳はKポップを巡っても意見を交わした。メローニ氏は昼食会で、「Kカルチャーの成功の背景には、極めてグローバルな要素と極めて国家的な要素を巧みに融合させた、非常に賢明な選択と戦略があった」と述べた。メローニ氏は昨年9月、米ニューヨークでの首脳会談で、9歳の娘が世界で最も熱心なKポップファンだと紹介した。

李氏は同日、「ボン・ジョルノ(こんにちは)」「グラツィエ(ありがとうございます)」とイタリア語であいさつし、親近感を示した。メローニ氏は、マッタレッラ大統領の招請を受け入れ、国賓としてイタリアを訪問してほしいと正式に要請した。


朴訓祥 tigermask@donga.com