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習近平主席が20~22日にロシアを国賓訪問、プーチン大統領と首脳会談

習近平主席が20~22日にロシアを国賓訪問、プーチン大統領と首脳会談

Posted March. 18, 2023 08:18,   

Updated March. 18, 2023 08:18

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中国の習近平国家主席が、ロシアのプーチン大統領の招待で20~22日の3日間、ロシアを国賓訪問すると、中国外交部が17日、明らかにした。13日に閉幕した最大の政治イベント「両会」(全国人民代表大会、中国人民政治協商会議)で3期目を確定し、1人支配体制を固めた習氏が、ロシアとの連携を通じて米国に対抗する考えを示したとみられる。

中国外務省の汪文斌報道官は同日、「習主席がプーチン大統領と両国関係及び国際問題について深い意見を交わすだろう」とし、両国関係の発展に向けた新たな動力になることを期待した。

中国共産党系の「環球時報」なども同日、中国・北京とロシア・モスクワを結ぶ中国~欧州国際貨物列車の路線が16日に新設されるなど、両国の経済協力が活発化していると伝えた。習氏の重点事業「一帯一路」がロシアの領土でも活発に進んでいることを示す。

習氏はロシア訪問で、ウクライナ戦争の調停者になる考えを強調し、国際社会の指導者のイメージを固めようとするものとみられる。中国の秦剛外相は16日、ウクライナのドミトロ・クレバ外相に電話で停戦を模索するよう求めた。中国は先月24日にも、ウクライナ戦争の解決に向けて、双方に対話の再開を求める考えを明らかにした。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルなどは、習氏がプーチン氏と会談した後、ウクライナのゼレンスキー大統領と画像会談を行うと報じた。

米国など西洋諸国は、中国が表向きは仲介者を自称しているにすぎず、裏ではロシアに兵器を支援していると批判している。米政治サイト「ポリティコ」は16日、中国の国営防衛企業が昨年6~12月にアサルトライフル、無人機の部品、防弾チョッキなどの軍事装備をロシアに輸出したと伝えた。


金祺容 kky@donga.com